家電チェーンnews|6月売上高は主要5社中4社が2けた増/エアコンが好調
主要家電チェーンが6月の月次売上高を発表した。
(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇社長)の月次売上高前年比はデンキセグメントが110.9%、住建セグメントが102.9.%、金融セグメントが120.5.%、環境セグメントが101.1%だった。
デンキセグメントは、6月度は、前年より土日が1日ずつ多い暦の影響もあり、前年を大きく上回った。中でも、エアコン・携帯電話・リフォームは好調に推移した。住建すぐメントは先月に引き続きヤマダホームズの戸建建売分譲が伸長し、前期を上回った。金融セグメントではNEOBANK住宅ローン及びヤマダデンキのリフォーム事業と連携したリビングローンが好調だった。環境セグメントは家電リサイクルの収集運搬及びリユース家電の出荷が好調に推移し、前期を上回った。
6月は新店2店をオープン、5店閉店、5店改装した結果、店舗数は968店となった。
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の月次売上高は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が113.0%、ビックカメラ単体の全店売上高が112.4%だった。
ビックカメラの品目別売上高では、音響映像商品はカメラや音響アクセサリーが好調、テレビが堅調で117.6%。家庭電化商品は調理家電やエアコン、理美容家電が好調、冷蔵庫、洗濯機が堅調だったことで109.0%。情報通信機器商品はパソコン本体やスマートフォンが好調、パソコン周辺機器が堅調で114.5%。その他は時計、医薬品、玩具、酒類や寝具が好調、スポーツ用品が堅調だった一方、ゲームが低調で112.1%だった。
(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)の月次売上高は、全1205店の売上高が117.6%、直営の457店の売上高が117.9%だった。主要商品別売上高は、テレビが116.1%、エアコンが127.4%、冷蔵庫が101.0%、洗濯機が108.8%、パソコンが100.7%、リフォームのELS事業が122.0%だった。
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)のグループ売上高は111.3%。6月は出退店がなく、店舗数は557店。主な品種別売上高は、テレビが106.7%、パソコン・情報機器が101.3%、冷蔵庫が104.4%、、調理家電が110.3%、理美容・健康器具が114.3%、クリーナー107.7%、エアコン125.9%は好調だった。一方で洗濯機が99.8%と前年をわずかに割り込んだ。
上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)のグループ売上高は108.6%。6月の出退店はなく、店舗数は219店。主要な品種別売上高は、テレビが112.2%、パソコンが109.3%、携帯電話が141.8%、エアコンが125.1%、冷蔵庫が103.1%、洗濯機・クリーナーが102.0%。