家電チェーンnews|1月売上高は5社前年比増/エアコンが好調

主要家電チェーンが2025年1月の月次売上高を発表した。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇社長)の月次前年比は、デンキセグメントが108.6%、住建セグメントが120.6%、金融セグメントが106.2%、環境セグメントが118.9%だった。
1月度は、前年と比べ暦の影響はなかった。また前年は4月から大型店を中心とした出店が続いており、出店・売上ハードルが高かった一方で、今年は初売りセールが月の実績を牽引した。中でも携帯電話と季節家電が、前年の反動もあり大きく伸長したほか、家具・インテリア、リフォーム商品もLIFE SELECT店舗を中心に好調に推し、前期を上回る結果となった。

1月は6店退店し、店舗数は952店舖。売場面積は287万2415㎡(前年同月比3万2250㎡増)。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の月次売上高は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が107.3%。ビックカメラ単体の全店売上高は106.7%だった。

音響映像商品は113.9%で、カメラや音響アクセサリーが好調、テレビが堅調だった。家庭電化商品は106.8%で、エアコンや理美容家電が好調、洗濯機や調理家電が堅調だった。情報通信機器商品は105.2%で、パソコン周辺機器が好調、パソコン本体が堅調で、スマートフォンがやや低調だった。その他の商品は103.1%で、、医薬品、玩具、酒類や寝具が好調、時計やスポーツ用品が堅調。一方、ゲームが低調だった。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)の月次売上高は、全1198店の売上高は103.2%だった。また直営の456店の売上高は103.1%だった。

主要商品別売上高は、テレビが99.8%、エアコンが104.8%、冷蔵庫が95.2%、洗濯機が98.1%、パソコンが95.4%、リフォームのELS事業が 93.0%だった。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)のグループ売上高は101.3%。1月は2店退店で、店舗数は558店となった。

主な品種別売上高は、伸び率が高い順にエアコンが109.4%、クリーナー が107.5%、、パソコン・情報機器が105.8%、洗濯機が102.9%、調理家電が101.3%、となり前年を上回った。

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)のグループ売上高は109.6%だった。1月は1店出店、2店退店で、店舗数は218店となった。

主要な品種別売上高は、テレビが108.1%、パソコンが115.1%、携帯電話が158.6%、エアコンが131.5%、冷蔵庫が109.7%、洗濯機・クリーナーが105.2%。

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