ドラッグストアnews|1月既存店/主要11社中10社伸び、コスモス5カ月連続減
主要ドラッグストア11社が続々と2025年1月の月次売上高を発表している。
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、桐澤英明社長)の1月の月次売上高は既存店前年比1.6%増加し、うち物販は0.3%減、調剤が8.7%増だった。客数は0.1%増、客単価が1.5%増。全店では売上高7.1%増。
グループ10社のうち、7社が既存店プラス。フレンチが17.8%増、コクミンが5.3%増、ふく薬品が3.2%増、よどやが2.9%増、シミズ薬品が2.3%増、ウエルシア薬局が1.7%増、MASAYAが0.7%増。一方マイナスは、ププレひまわりが1.6%減、クスリのマルエが1.2%減、丸大サクラヰ薬局が0.9%減。
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の1月の既存店売上高は2.3%増、客数は0.8%減、客単価は3.2%増だった。全店ベースでは売上高が4.3%増、客数0.8%増、客単価3.4%増となった。1月中には3店出店、1店閉店し、店舗数は2655店となった。
(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の1月の既存店売上高は3.0%増。客数が0.4%増、客単価が2.6%増。FCの売上高は2.0%増。また全店べ―スでは、売上高4.6%増だった。マツモトキヨシグループは既存店4.6%増、ココカラファイングループは0.3%増だった。出店1店、閉店は8店のため、グループ店舗数は3487店となった。
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(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の1月の既存店売上高は2.6%減。2024年9月以降、5カ月連続のマイナスとなった。ただし全店では3.1%増となっている。1月は閉店はなく、10店を新規出店したため、月末の店舗数は1560店となった。
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)の1月のグループ合計売上高は、既存店で2.8%増加、全店では7.0%増加した。事業別では、ドラッグストア事業が既存店1.6%増、全店では4.6%増。またディスカウントストア事業が既存店4.4%増、全店10.1%増だった。1月は2店出店、5店閉店したため、総店舗数は1505店となった。
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)の1月のグループ合計は既存店売上高5.9%増、客数0.7%増、客単価5.1%増。また全店では、売上高20.4%増、客数7.6%増、客単価11.9%増だった。スギ薬局単体では、既存店売上高が6.3%増、客数1.1%増、客単価5.2%増。全店売上高は11.6%増だった。1月度の新規出店は9店、閉店は1店舗で、月末のグループ総拠点数は2182拠点となった。
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高3.3%増、全店では8.8%増だった。1月は2店舗を新規出店した。
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の1月度(12月21日~1月20日)の既存店売上高は11.4%増、客数は8.6%増、客単価は2.6%増。全店売上高は19.0%増だった。1月度の出退店はなく、店舗数は986店舗のまま。
(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の調剤薬局部門の売上高は9.1%増、処方箋枚数が7.0%増、処方箋単価が2.0%増加した。またコスメ&ドラッグ部門の売上高は16.0%増、客数が9.4%増、客単価が6.0%増だった。
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の1月の既存店売上高は2.7%増、全店では3.0%増。1月中の出退店はなく、店舗数はカワチ薬品が343店、横浜ファーマシーが38店で、グループ合計は381店舗。そのうち調剤併設店舗は157店舗。
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の1月の既存店売上高は3.9%増、客数1.4%増、客単価2.5%増。全店売上高は5.8%増だった。1月は4店出店、退店はなかったため、店舗数は400店を超え、402店舗となった。