イオンnews|「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」企業部門で最優秀賞受賞
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は、環境省主催の「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」キャンペーンにおいてのサポーター企業・自治体・団体のなかでとく優れていると認められ、「最優秀賞 企業部門」 を受賞した。
受賞理由は2007年から有料化に取り組んだ先行性に加え、マイバスケットの普及、オリジナルマイバッグ作成、有料化収益の寄付、キャンペーン広報ツールの店頭掲出など、地に足のついた取り組みを、大規模かつ着実に展開しこと。さらに地域の要望に沿ったマイバッグ貸出などの個別対応も細やかに行っているなど、役割以上の姿勢と成果が評価された。
イオンは、レジ袋の原料である石油資源の節約や、生産・焼却時のCO2排出量削減の観点から1991年にマイバッグ持参を呼び掛ける「買物袋持参運動」を開始。2007年には、全国チェーンの小売業として初めて食品売場でのレジ袋無料配布を中止した。また各地域の自治体や団体と協力しながら、2013年には全国のイオン店舗にまで拡大、今年4月には衣料品や日用品を含む、すべての売場で無料配布を終了した。
また、「まいばすけっと」「ミニストップ」「ウエルシア」など約1万3000店のグループ全店舗にまでその取り組みを拡大している。
1991年からの約30年間にわたる活動で、イオン全体でのレジ袋辞退率は85%を超える。2019年度1年間のレジ袋削減枚数は約28億7000万枚となり、これはCO2削減量で約8万8000tに相当する。また、有料レジ袋の販売収益金は、全国各地の自治体や団体で緑化や植栽帯の管理、清掃などの地域の環境保全活動に役立てられていて、2007年から2019年度までの累計寄付額は8億4161万円に上る。