イオンnews|NTT西日本と「災害時における相互協力に関する協定」締結
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は11月12日(金)、NTT西日本と「災害時における相互協力に関する協定」を締結した。災害発生時に円滑な相互協力により、被災地および被災地域における復旧活動の最大化を図ることを目的としている。
本協定の主な連携内容は、平時より双方の連絡窓口を共有し、定期的な意見交換や防災訓練の視察を行う。また、災害発生時には支援物資の供給、敷地の提供、指定公共機関としての活動に必要な通信を確保する。さらに、災害に備えた連絡体制を維持すること。
イオンは、有事の際も地域のお客のくらしを支え、社会インフラの役割を果たすべく、これまでも巨大地震や津波を想定した大規模な防災訓練を継続的に実施するなど、事業継続に備える取り組みを積極的に進めてきた。また、「イオンBCM(事業継続マネジメント)プロジェクト」では、「情報インフラの整備」「施設における安全・安心対策の強化」「サプライチェーンの強化」「事業継続向上に向けた訓練」「外部連携の強化とシステム」の5つを重点分野として継続的に取り組んでいる。
NTT西日本は、平時より地域の様々な防災訓練に参画し、大規模災害時の活動に備えるとともに、災害発生時においては、被災エリアの早期日常回復に向け、被災自治体への要員派遣の連携や重要通信の早期復旧、避難所等への通信手段の提供などの活動をしている。また、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板(web171)の開設など、被災者の安否確認サービスを速やかに提供し、安心・安全の確保に努めている。