ラルズnews｜10月｢食品ロス削減月間｣に｢てまえどり｣実施

アークスグループの(株)ラルズ(札幌市中央区、猫宮一久社長)は10月1日から31日までの一カ月間、全店舗で「てまえどり」の取り組み実施する。「てまえどり」を啓発するPOPなどを店舗の掲示板や売場（豆腐・牛乳・パンなど）に設置する。

「てまえどり」は、すぐに食べる予定の商品を購入する顧客に対して、「商品棚の手前にある商品を積極的に選んでもらう」ことを促し、食品ロスの削減を目指す取り組みのことである。日本では食品ロスの総量が年間約500万トンを超えていることから大きな社会的課題となっている。

同社は昨年10月の「食品ロス削減月間」から、消費者庁・農林水産省・環境省の３省庁が推奨する「てまえどり」の取り組みを実施している。今年は消費期限や賞味期限が比較的短い商品が多い豆腐や牛乳、パンな
どのコーナーにも掲示POPなどを増設することで、食品ロス削減への更なる協力を求める。また従業員に対しても、商品陳列の際は「先入れ先出し」を従来以上に強化する。