ハンズnews|「端材でハンズメイド大賞 2022」受賞作品決定/渋谷店に展示
(株)ハンズ(東京都新宿区、桜井悟社長)は、2月10日(金)、今回初開催となる「端材でハンズメイド大賞 2022」の受賞作品を発表した。
コンペではプライベートブランド「Hand Marks(ハンド マークス)」の「端材/廃材シリーズ」を使用したハンドメイド作品を一般募集した。全国から多くの応募があり、ハンズスタッフとゲスト審査員による投票で、大賞1作品、優秀賞2作品、入賞3作品、ゲスト審査員賞4作品を決定した。
大賞には、seikoさんの「おじいちゃんのお薬ステーション」が選ばれた。
受賞者のseikoさんは、
現在、私は両親の介護中なのですが、介護は「する側」も「される側」も本当に大変なことがたくさんあります。少しでもお互いが楽しめること、幸せな気持ちになれることはないかと思いながら日々過ごしています。この作品は父がいつも飲み忘れそうになるお薬を、大好きなコーヒーを飲む時みたいに少しでも楽しい気持ちで飲んでもらえたら、という思いから生まれました」とコメントしている。
選考スタッフは、
「ご家族への思いやり、愛情がたっぷりと込められた作品に多くの審査員が心を動かされました。ディティールにこだわったデザインに加え、お薬ケースの持ちやすさや軽さ、戻しやすさなどの機能性のポイントとなる部分に「紙管」「革」「マグネットシート」それぞれの端材がしっかりと活かされている点も高く評価されました。捨てられてしまうはずだった端材がご家族への思いをきっかけに実用性を取り戻し、最終的には多くの人々の心を動かす存在に生まれ変わった、まさに「大賞」に相応しい作品です」とコメントしている。
優秀賞には、マークン・ネコガスキーさんの「スポンジワイヤー猫のマークン」と、黒司優耶さんの「翅の軌跡」が選ばれた。
受賞した10作品は2月11日(土)~26日(日)の期間、ハンズ渋谷店(東京都渋谷区)に展示されている。