高島屋news|2/18~3/21の期間で「コスメ回収キャンペーン」を実施
(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)は、2月18日(土)から3月21日(火・祝)まで、役目を終えたメイク用品を回収し、クレヨンにアップサイクルする「コスメ回収キャンペーン」 を実施する。実施する店舗は、日本橋店、新宿店、横浜店、玉川店、大宮店、柏店、京都店の7店。
回収対象となるのは、メイク用品(口紅、アイシャドウ・アイブロウ・粉おしろい・ファンデーション、アイライナー、チーク・ハイライト)と、化粧品の空容器(プラスチック素材の容器のみ)。髙島屋での購入品に限らず回収するが、クリームタイプのアイシャドウなど、一部、回収対象外のメイク用品もある。
回収したメイク用品は、アップサイクルプロジェクト「COSME no IPPO」を通して、2023年夏以降に「クレヨン」として生まれ変わり、髙島屋で披露する。
「COSME no IPPO」は、お客から回収したメイク用品をクレヨンにアップサイクルするプロジェクトとして、ディレクター大澤美保氏が、美容業界のゴミゼロを目指すため2021年秋にスタートした。「COSME no IPPO」公式サイトでクレヨンを販売している。
回収した空容器は、「ECOMMIT」のリサイクルスキームを通してマテリアルリサイクルを行い、自動車部品などに生まれ変わる。
「ECOMMIT」は、「モノ」を循環させるための仕組みを構築・提供する循環商社。お客から回収したメイク用品の空容器やケースなどを選別したうえで、「VEOLIA JAPAN」を通じてリサイクルし、自動車部品などに再利用する。回収管理システムを駆使した全国対応型の回収物流ネットワーク、回収物の経済的価値を最大限に生かす選別ノウハウと販売ネットワーク、そして排出からリユース・リサイクルまでの過程を追跡しデータ化するシステムを強みとしている。
今回のキャンペーンは、サステナブルな循環型社会の実現を目指した高島屋のプロジェクト「Depart de Loop」の一環だ。同社は、リサイクルシステムを持つ企業とパートナーシップを組み、循環型のものづくりを続けている。ファッションを楽しむのと同時に、環境負荷を減らして、限りある資源を守るため、繊維原料などに再資源化して新しい服やモノに生まれ変わらせる。「Depart de Loop」の商品は、髙島屋各店・WEBで購入できる。