イトーヨーカ堂news|都内3店舗で家庭系廃食用油の回収を開始

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(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、山本哲也社長)は、8月3日(木)、東京都と廃食用油回収促進に係る事業の協定を締結し、東京都内3店舗で家庭系廃食用油の回収を開始すると発表した。

この事業は「ゼロエミッション東京」の実現および航空業界のカーボンニュートラル推進に貢献することを目的とし、航空燃料の原料となる廃食用油の回収を東京都と事業者が共同で実施する。

店舗で専用リターナブルボトルを顧客に配布し、使用済みの廃食用油を、店舗レジまたはサービスカウンターで回収する。

従来の回収の多くは使用済みペットボトルで行われていたが、今回は、洗浄して繰り返し使用できる専用リターナブルボトルを使用しているため、ゴミを発生させない取り組みとなっている。

収集された家庭系廃食用油は、(株)吉川油脂と連携して、石鹸やインク溶剤などに再利用する。また、一部は、ENEOS(株)により航空燃料の原料としての活用を検討する。

回収開始日は8月7日(月)。回収店舗は、イトーヨーカドー曳舟店(東京都墨田区)、イトーヨーカドー木場店(東京都江東区)、イトーヨーカドーアリオ北砂店(東京都江東区)。

なお、この事業の回収事例をモデルケースとし、他のグループ事業会社の店舗(セブン‐イレブン・ヨーク・デニーズ・等)も回収拠点として参加することを検討する。

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