オイシックスnews|「第28回防災まちづくり大賞」で「総務大臣賞」受賞

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オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)の連結子会社である(株)とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)は、総務省消防庁主催「第28回防災まちづくり大賞」において、最優秀賞にあたる「総務大臣賞」を受賞した。2月27日(火)に東京で開催された表彰式で表彰状を授与された。

全国で展開する移動スーパーのネットワークや機動力を生かした被災地での食品・日用品の供給と、自治体や警察と連携した見守り活動の実施、パンフレットの配布による防災への啓発が評価された。


<第28回 防災まちづくり大賞 表彰式>

「防災まちづくり大賞」は、一般財団法人 日本防火・防災協会が共催する催し。地域に根ざした団体・組織など、多様な主体における防災に関する優れた取り組みや工夫・アイディアなど、防災・減災や住宅防火に関する幅広い視点からの効果的な取り組みを表彰し、広く全国に紹介することにより、地域における災害に強い安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的としている。

■とくし丸の被災地での救援活動
とくし丸は、令和6年能登半島地震を受けて、石川県珠洲市や経済産業省と連携し、被害の大きかった能登半島で食品・衣料品などの無償配布を1月7日(日)から開始した。オイシックス・ラ・大地本部社員とも連携し、1月7日(日)~2月2日(金)の22日間で計204カ所で救援活動を実施した。

地震や津波による被害が大きく安全な移動が困難な状況の輪島市、珠洲市、能登町などの避難所や住宅街で、必要に応じた物資を提供した。現地の人々が必要としているものを聞き取りながら、200品目ほどの商品を移動販売車に積み込み「選べる楽しみ」も届けている。


<能登半島地震に対する被災地での救援活動>

■行政や地域と連携した日々の見守り活動
とくし丸は、全国の自治体と「見守り協定」を締結することにより、社会福祉協議会、地域包括支援センター、ケアマネージャー、民生委員との連携が図りやすい立場となっている。顧客の異変に気づき、関係各所と連携することで、速やかに命を救うことができる。販売を通じて、常日頃から地域の見守り役として機能している。災害時には飲料水や食品、トイレットペーパーなどの生活必需品の供給を支援できるよう協定を結び、官民連携での防災に貢献している。

■防災の啓発
とくし丸は見守り活動の一環として、行政と連携した啓発活動を実施している。1月中旬には、新宿区から提供された防災パンフレットを、移動スーパーとくし丸を利用する高齢の顧客に対し配布した。


<安否確認の様子 志賀町>

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