良品計画news|ウッドデザイン賞で「山のダイゴミプロジェクト」優秀賞受賞
(株)良品計画(東京都文京区、堂前宣夫社長)は一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催する「ウッドデザイン賞2024」のプロダクツ分野で「日本の木でできた家具」が、コミュニケーション分野で「山のダイゴミプロジェクト」の2つの取り組みが受賞した。
そのうち、「山のダイゴミプロジェクト」が「コミュニケーション分野 ハートフルデザイン部門」で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞した。
「山のダイゴミプロジェクト」は、森林産業の各過程で生まれる未利用材を活用したプロダクトを市場に流通させるとともに、消費者向けに林業ツアーを実施することで、生産地(地域)と消費地(都市部)を繋げるプロジェクトである。山や木、森林産業が本来持つ資源と価値を認識、共有、活用することで地域社会の持続的な活性化を図っている。また、未利用材を”ゴミ”と捉えず、デザイナーと地域プレイヤーが協働して、プロダクトの試作品製作やモニターツアーを実施している。
同プロジェクトは、ダイゴミプロジェクトチーム(東京都・宮崎県)、宮崎県、NPO法人宮崎文化本舗、(株)内田洋行、パワープレイス(株)とともに受賞したものである。良品計画はプロジェクト共同企画およびプロダクト開発を担当した。