サンエーnews|日本初・絶滅危惧種再生による「J ブルークレジット」申請
(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、豊田沢社長)は、沖縄セルラー電話(株)(宮倉 康彰社長)、(株)琉球銀行(島袋健頭取)とともに、石垣島野底エリアにおける絶滅危惧種である「ウミショウブ」の保全再生活動を通じ、J ブルークレジットの申請を行った。
ウミショウブは光合成で海中のCO2を取り込み、貯留する機能を持つことから、「ブルーカーボン」の吸収源対策の新しい選択肢として世界的に注目を集めている。
しかし、アオウミガメの食害により絶滅の危機に瀕したウミショウブは、石垣島で自然保全活動を推進しているエコツアーふくみみ(大堀健司代表)、石垣市立野底小学校(大浜覚校長)、東京海上アセットマネジメント(株)(長澤和哉社長)、沖縄セルラーが保全活動に取り組んいる。今回、新たにサンエー、琉球銀行が参画することとなった。
認証予定の J ブルークレジットについては、サンエー、沖縄セルラー、琉球銀行の3社が排出するCO2のオフセットに利用する予定。沖縄の生物多様性に富んだ豊かな海を醸成しながら、地球温暖化の防止に寄与する取り組みとなる。