ローソンnews|“ハッピー・ローソンタウン”大阪府池田市に’26年夏開店
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)、KDDI(株)(東京都港区、松田浩路社長 CEO)、そしてエイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)は、平時は、買物と地域住民の交流拠点として、災害など有事の際には支援拠点となる店舗を2026年夏に大阪府池田市伏尾台に開店する。
この店舗は、池田市による阪急バス 伏尾台営業所の跡地の有効活用における「普通財産(不動産)貸付に係る公募型プロポーザル」(2025年4月実施)にローソンが応募し、優先交渉権を獲得したことにより設置するもの。三者はお互いのもつリソース・知見を連携させることで、世代を超えて誰もが安心して楽しく暮らせるマチを目指す。

外観イメ―ジ 店内カフェコーナーイメージ 屋外活動広場イメージ
店舗では、コンビニの品揃えに加え、H2Oグループの(株)阪急デリカ(大阪府池田市、森川保社長)の工場から直送されるベーカリーや惣菜と、野菜を中心とした生鮮品を販売する。また、暮らし、通信、インフラ(電気・ガス)、金融サービスなどに関わるさまざまな困りごとについて、各分野の専門スタッフに事前予約なしでご相談できるオンライン相談サービス「Pontaよろず相談所」を設置する。地域住民が交流・ワークショップ・イベントの開催などに利用できる「小上がりのある広いカフェスペース」や「屋外広場」も設ける。
そして災害事には、設置する太陽光パネルや蓄電池、Starlinkなどを活用し、地域住民の支援拠点とする。
ちなみにカフェコーナーの什器や店内装飾の一部には、「大阪・関西万博」の会場内の店舗で使用したものをリユース活用する。
ローソンは、高齢化や人口の減少が進むなか、リアル店舗にテクノロジーを活用することで、新たな利便性を提供する「Real×Tech Convenience」を追求。また、店舗を拠点に世代を超えて誰もが幸せに暮らせるマチづくり構想「ハッピー・ローソンタウン」を掲げ、「買場の維持」や「交流の場の創出」など、地方再創生を推進している。その一環となる取り組みだ。
