キャンドゥnews|第1Q売上高187億円5.6%増・経常利益0.2%増/既存店3%増

(株)キャンドゥ(東京都新宿区、城戸一弥社長)が2020年11月期の第1四半期(2019年12月1日~2020年2月29日)決算を発表した。

売上高187億3200万円(前年同期比5.6%増)、営業利益4億8300万円(2.8%増)、経常利益5億700万円(0.2%増)、当期純利益2億3000万円(19.2%減)と、増収増益だ。

売上高対比営業利益率は2.6%、同経常利益率は2.7%。

直営店の売上高は165億1100万円(売上構成比88.1%、前期比4.7%増)、FC店への卸売上高19億8400万円(構成比10.6%、13.4%増)、その他売上高2億3600万円(構成比1.3%、7.3%増)となった。直営既存店売上高は前年同期比で102.7%と好調だった。

今年度は2018年11月期からの3カ年中期計画「Next3」の最終年度に当たる。「選ばれる独自性の確立」を掲げて、差別化戦略を進める。事業方針は「変化に対応する構造改革の実行」。より収益性の高い出店を行いつつ、多様化する顧客ニーズに応えられる店舗づくりのために、100円の商品に加え、100円以外の価格帯の商品の販売開始準備を進めている。

大手法人企業とのフランチャイズ契約などによる出店を進め、商業施設・駅ビルについては直営店舗を主軸とする出店戦略を採用する。新規出店実績は、13店舗(直営店7店舗、FC店6店舗)、退店が13店舗となり、2月末の店舗数は1050店舗(直営店719店舗、FC店323店舗、海外FC店8店舗)だ。

また物流や環境問題に対応するため、仕入先と連携した商品開発を行い、原価率は前年同期と比較して61.3%と、4割近く下がっている。

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