サンドラッグnews|第1Q売上高2077億円6.7%増・経常利益14.1%増
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)が2026年3月期の第1四半期決算は売上高2076億9800万円(前年同期比6.7%増)、営業利益122億7600万円(12.4%増)、経常利益121億4700万円(14.1%増)、四半期純利益79億4400万円(9.0%増)の増収増益。
営業利益率5.9%(5.6%)、経常利益率5.8%(5.5%)。
セグメント別の状況は、ドラッグストア事業は、売上高1332億1800万円(5.5%増)、営業利益68億4000万円(6.7%増)。
営業面では雨天影響等により夏物季節品の立上りに若干の遅れがあったが、食料品を中心に原材料価格の高騰等により単価が上昇したこと、インバウンド需要の回復も緩やかに継続し、売上高が前年同期を上回った。また、売上総利益は、前期末からの取引条件改善等により、売上総利益率を0.4ポイント改善した。
ディスカウントストア事業は、売上高899億6000万円(8.9%増)、営業利益54億3500万円(20.6%増)。ドラッグストア事業と比べ食料品構成比が高いため、市場の単価上昇影響により、好調に推移した。また、経費面では、売上高が好調に推移したことにより、販売費および一般管理費率を押し下げ前年同期より0.1ポイント改善した。
グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1127店舗(直営店862店舗、(株)星光堂薬局85店舗、(株)サンドラッグプラス77店舗、(株)大屋65店舗、フランチャイズ等38店舗)、ディスカウントストア事業419店舗(ダイレックス(株)419店舗)の合計1546店舗。