12月度既存店売上高はユニクロ110.2%、しまむら105.4%

ファーストリテイリングが国内ユニクロ事業の12月度の成績を発表した。

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12月の既存店売上高は前年比110.2%、直営店の売上高は前年比111.7%。通信販売と法人向け販売のダイレクト販売を含む総売上高は前年比112.1%と好成績となった。

 

12月は、前半から気温が低く推移したことから、ヒートテックをはじめとするコア商品を中心に販売が好調。既存店売上高は大幅増収。

ただし客数は98.6%と昨対減、客単価が111.7%と大幅にアップしたことが売上げを押し上げた。
12月末の店舗数は825店。

 

ユニクロは8月決算だから9月から4カ月が過ぎた。
この4カ月の売上高は前年同期比111.0%と2ケタ伸長。
客数は100.1%と横ばい。
客単価は110.8%。

つまりユニクロの課題は客数ということになる。

 

一方、しまむら。

ファッションセンターしまむらの12月度の成績。

shimamura

既存店売上高が前年同月比105.4%。
客数は103.6%、客単価が103.3%。
こちらは、客数も客単価もプラス3ポイント。
12月時点の総店舗数は1321店。その総売上高は107.0%。

 

12月度は、起毛やボア素材の冬物アウターに加え、肌着、靴下、寝具などの実需商品の売上げが好調に推移した。

 

12月前半は、例年にない大寒波が日本列島を襲来し、冬物衣料が一気に動いた。
アパレルリテーラーには追い風となった。 

 

 

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