高島屋ニュース|5月度売上高は2.7%増/衣料不調・食品好調

(株)高島屋は5月度の店頭売上げ速報を発表した。


〈高島屋日本橋店〉

高島屋単体13店舗の売上高は前年比2.7%増。高島屋単体と国内百貨店子会社17店舗の売上高は2.2%増となった。

5月度の店頭売上げは、日曜日が前年比1日減だったものの、円安や株高の影響もあり、免税や高額品売上げが好調に推移し、3カ月連続で前年実績を上回った。免税売上げは、前年比71.1%増だった。

店舗別には、大型店では相変わらず免税品が好調で、大阪店・京都店・横浜店・新宿店が前年実績を上回った。地方郊外店では堺店・玉川店・柏店・岡山店が前年比プラスとなった。

商品別には、紳士服(17店舗ベース以下同じ)、婦人服が前年実績を下回った。子供服ホビー・リビング用品などが前年比マイナスだった。

一方、特選衣料雑貨・宝飾品などの高額品のほか紳士雑貨・婦人雑貨・食料品が前年比プラス。

衣料品の不調は、百貨店業界全体の大きな課題である。一方で高額品やインバウンド、食品は好調で、百貨店の現在の収益構造が如実に反映された結果である。

検索ワード:高島屋 5月 店頭売上 免税品 高額品

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