西友news|楽天グループが保有する西友株をKKRに売却/持分比率85%に

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(株)西友(東京都武蔵野市、大久保恒夫社長)は5月12日(金)、世界的な投資会社KKR が保有する西友の株式持分が 85%に増加したと発表した。同日、楽天グループ(株)が保有する(株)西友ホールディングスの全株式をKKRに売却する事で合意したため。本取引により、KKR が保有する西友の株式持分(議決権ベース)は現在の 65%から 85%に増加する。

 

KKR と楽天は 2021 年に西友への出資を完了して以来、西友の第三株主であるウォルマートとともに商品の品質、顧客体験、店舗運営、店舗改装・改修等、主に以下の施策で西友を支援してきた。

①楽天ペイ、楽天 Edy をはじめとする西友店舗でのキャッシュレス決済や、ロイヤリティ・プログラムである楽天ポイントを通じた利便性向上
②生鮮および惣菜を中心とする、商品の品質と品揃えの向上
③KKR の知見を活かした店舗運営およびプロセスの最適化および改善
④ 西友の株主との戦略的協業による OMO戦略の展開

今後も西友と楽天はネットスーパー、キャッシュレス決済、データドリブンマーケティングの分野における協業を継続する。

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