日生協news|「CO・OP ラベルのない水(あずみ野)」発売でプラスチック削減

日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、本田英一代表理事会長)は6月1日(土)、プラスチックごみ削減への取り組み強化の一環として、ペットボトルにラベルフィルムをつけない「CO・OP ラベルのない水(あずみ野)」を発売する。

内容総量2L✕6本(1ケース)で、本体価格540円。全国の生協の宅配と店舗で扱う。賞味期限は730日。

中身は北アルプス常念岳ふもとに広がる安曇野で汲み上げた天然水で、既存商品の「CO・OPあずみ野の水」と同じ水だ。

商品名、組合員サービスセンター連絡先、リサイクルマークなどを記載したタックシールのみを、ペットボトル本体に貼り付けた。捨てるときはこのシールをはがすだけなので、分別も簡単だ。また、ペットボトルのラベルフィルムを省いたことで、1ケース当たりのプラスチック使用量を5.16g削減できる。2018年1年間の既存商品「CO・OP あずみ野の水」の出荷実績から換算すると、プラスチック削減量は年間9.9トンとなる。

日生協はこれまで、コープ商品で使用するプラスチック包材について「リデュース(使用量削減)」「リユース(繰り返し使用)」「リサイクル(再資源化・再生)」「バイオマス(植物由来素材利用)」の4つの視点で環境対応の取り組みを強化してきた。その一環として、年間3700万本以上の出荷量がある「CO・OPただの炭酸水」のペットボトル本体を、2017年4月に軽量化した。それにより、2019年3月までの2年間でプラスチック使用量を495トン削減するなど、環境負荷の低減に貢献している。

関連カテゴリー

新商品 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧