イオンリテールnews｜寿司ネタ6種｢MSC認証｣｢ASC認証｣取得原料に6/6切替

イオンリテール(株)（千葉市美浜区、井出武美社長）は6月5日（水）、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」約400店舗で販売する寿司ネタのうち、6種類を「MSC認証」「ASC認証」取得原料へ切り替える。

切り替える原料は、ASC認証サーモントラウト（チリ）、ASC認証サーモン焼ハラス（ノルウェー）、MSC認証いくら醤油漬け（アメリカ）、MSC認証ほたて貝柱（北海道）、MSC認証甘えび（グリーンランド・カナダ）ＭＳＣ認証かれいえんがわ（グリーンランド・カナダ）の6種類。

「MSC認証」は、Marine Stewardship Council（海洋管理協議会)から認証を取得した漁業で獲られた水産物のことだ。そのMSCは持続可能な漁業の普及に取り組む国際NPOである。1997年に設立され、本部はイギリスのロンドンにある。一方、「ASC認証」はAquaculture Stewardship Council(水産養殖管理協議会)から認証を受けた養殖業のこと。ASCは、環境に負担をかけず、なおかつ地域社会に配慮して操業している養殖業に対する国際的な認証制度を推進する国際NPOだ。

寿司原料の切り替えに際して、「ASC認証」取得のサーモンのみを使用した「サーモンづくし」2品目を6月5日（水）に先行発売した。

商品は、ASC認証サーモン握り食べくらべ（本体価格398円、以下同じ）と、ASC認証サーモンとレタスのサラダ巻き5巻（378円）。

イオンリテールは、2020年までに総量の50％以上の寿司ネタが「MSC認証」または「ASC認証」取得原料となるよう、順次導入を進めていく。