西友news|BAP認証「サラダえび」など水産資源配慮型商品15商品を発売
合同会社西友(東京都北区、リオネル・デスクリー社長)は、国内小売業で初めて「BAP(バップ:Best Aquaculture Practices)」認証を得た「サラダえび」を、3月26日(木)から全国の西友181店舗で発売する。
BAP(BestAquaculture Practices) 認証は、GAA(Global Aquaculture Alliance:世界養殖連盟)が運営する、責任ある養殖水産業に与えられる国際的な第三者認証で、養殖水産業の生産プロセスに関わるすべてのプレーヤー(飼料工場、ふ化場、養殖場、加工工場)が、環境や社会への責任を果たし、動物の健康と福祉や食品安全に配慮していることを示す認証だ。
新商品の「サラダえび(150g/税抜357円)」は、殻を取り除いた冷凍商品。必要な分だけ解凍して使用でき、サラダの具やチラシ寿司、酢の物、炒め物などさまざまなメニューに手軽に使用できる。
さらに「焼くだけ」 「炒めるだけ」の加工済み半調理品への需要の高まりを受け、ASC認証などの水産エコラベル認証を得た「白身魚のハーブガーリックソテー(140g/税抜297円)」、「お魚ミンチを使った麻婆豆腐(280g/同397円)」など11品目や、環境に優しいノントレー商品として「ホワイトエビ(10尾/同797円)」を含めた3品目の発売も開始する。
水産分野は資源保護や漁業の持続可能性が世界的な課題になっている。西友では、親会社のウォルマートの方針に沿って認証商品の拡充を進めていく。すでに「漁業改善プロジェクト(FIP)」の支援や、「那智勝浦ビンチョウマグロ延縄FIP」助成金による資金提供、同プロジェクトの対象となるビンチョウマグロを関東21店舗で販売するといったサステナビリティの取り組みを行っている。