良品計画news|関西地区限定で「桃シロップ」と「きのこを使った4品」発売

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)は、11月9日(水)から「あら川桃のシロップ」を、11月11日(金)から「きのこアヒージョ」「きのこごはん」「きのこスープ」「きのこの醤油糀だれ」の4商品を順次発売する。いずれも関西の一部店舗で限定販売する。

同社は、2021年9月から地域に根ざした取り組みを推進する組織として地域事業部を設置し、活動の一つとして地域の生産者や加工会社と協力して独自の商品開発を行っている。

近畿事業部では、和歌山県の特産品の一つである桃の廃棄ロス削減を目指した商品を、地域活性を目指す八旗農園と(株)日本果汁と共同開発した。八旗農園は桃の生産だけでなく、地元農家から傷などの理由で出荷できない桃を仕入れて加工・販売も行っている。加工品を作る過程で出る、皮や種などの残渣が1シーズン約12トンにのぼることから、今回、廃棄するそれらの皮や種からエキスを抽出する独自技術を持つ日本果汁で加工し、シロップを商品化した。

●あら川の桃シロップ
日本有数の桃の産地である和歌山県紀の川市桃山町でつくった桃を使用している。香りが豊かで、スッキリした甘さの濃縮シロップ。水、湯、牛乳、ヨーグルト、炭酸水、紅茶、アイスクリームなどにかけて桃を手軽に楽しめる。税込み750円。

また、大阪市内の福祉農園「街かどあぐり にしなり よろしい茸工房」のきのこを使った商品を、地域活性に取り組む幸南食糧(株)や(株)雨風と共同開発した。福祉農園「街かどあぐり にしなり よろしい茸工房」は、大阪府の「農と福祉の連携プロジェクト」事業に参画し、高齢者の健康づくりや障害者の就労訓練・雇用の場となることで地域の活性化と社会貢献を目指している。その思いに共感し、農園で作られたきのこを使った商品開発に至った。割れていたり欠けていたりなど不揃いで販売できず廃棄になっていた「割れきのこ」も一部使用している。

●きのこアヒージョ
しいたけ、タモギ茸、きくらげの風味豊かで味わい深いきのこ 3 種を米油とオリーブオイルの中に閉じ込めた。税込み590円(以下、同じ)。

●きのこごはん
濃厚な味わい深い3種のきのこをもち米と白米に入れ、もちもちした食感の炊き込みご飯に仕上げている。きのこの風味豊かな香りを楽しめる。250円。

●きのこスープ
ごま油の食欲をそそる香りと濃厚な味わいの3種のきのこを楽しめる中華味のスープ。250円。

●きのこの醤油糀だれ
きのこ3種と糀を使用し、甘辛い焼き肉タレ味に仕上げたつけダレ。ごはんはもちろん、野菜をディップしたり、焼肉に添えたり、魚に塗って焼いたり、万能に使える。490円。

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