良品計画news|外観の選別作業を省いた「不揃いりんご」115店で12/9発売

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宜夫社長)は、生産工程を見直して、外観の選別作業など、削減できる作業を省いた「不揃いりんご」を12月9日(金)から、全国の無印良品の限定115店舗で発売する。

無印良品では、2019年から「不揃いりんご」の販売を開始。見た目をよくする赤い色をつけること(反射シートの使用、つる回し)や、外観で選別する(キズやシミ、色むらの選別)、サイズを細かく分けるといった削減できる作業を省き、無駄のない生産・流通工程を目指して生産者と取り組んできた。農業人口の減少や生産者の高齢化が進む日本の農業が、持続可能な産業であり続けるための取り組みになる。

2019年の1年目は「軸が無い」、「キズ、シミ、色むらがある」などの理由で一般規格から外れてしまう(規格外)サンふじを販売、2、3年目は「赤く色づくようにする」「外観で選別する」「サイズを細かく分ける」といった作業を削減したりんごを販売するなど、りんごの味を左右する作業は残しつつ、おいしいりんごの生産に毎年試行錯誤を続けてきている。

2022年はサンふじに加えて、新たに「王林」を販売する。大きさによって異なるが、1個税込価格100~190円。

王林は夏場の天候によって、「ビターピット」という生理障害が果肉に発生して、生食流通に向かないものが一定数ある。そこで味には影響のないそれらを使って「りんごチップ 王林」45g290円(税込)も商品化している。低温真空加工製法でフライして、王林の風味があるサクッとした食感のチップに仕上げている。りんごチップは、不揃いりんごを販売する店舗で、数量限定で販売する。

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