アスクルnews|資源循環プラットフォーム発の新PBシリーズ「Matakul」誕生
(株)アスクル(東京都江東区、吉岡晃社長)は、12月14日(水)から、事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」「ソロエルアリーナ」において、「アスクル資源循環プラットフォーム」の取組みから生まれた新PBシリーズ「Matakul(マタクル)」を発売した。
このシリーズは、アスクル独自に構築した「使用済みクリアホルダー回収リサイクルスキーム」に則り、広く国内の事業所から使用済みクリアホルダーの提供を受け、分別・再資源化し、製品化を実現したもの。今回販売を開始する4商品は全て、ポストコンシューマー材の再生プラスチックを100%原料としている。
アスクルは事業所向け通販においてクリアホルダーの取扱いで高いシェアを占めてきたことから、「販売事業者としての責任」を果たすべく資源循環に着目した。2020年11月からの環境省「脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」での検証を経て事業化し、今回の新PBシリーズ「Matakul」がスタートした。
「Matakul」は、クリアホルダー等を再生し、次の製品へつなげる新たな循環の取組みで、使用済み商品が「また、戻って来る」ことをストレートに表現している。「使い捨て」が前提ではない「長く使える」をコンセプトとし、循環可能な商材を選定し、商品化を進めていく、
第一弾として、オフィスで使用できる4種類の商品「クリアホルダーからつくったクリアホルダー」、「クリアホルダーからつくったジェットストリームボールペン」「クリアホルダーからつくったブリックスペン立て/小物入れ」を販売開始する。
「クリアホルダーからつくったクリアホルダー」は、1袋(10枚入)で199円(税込み、以下同じ)。使用済みのクリアホルダーを使用した「水平リサイクル」の商品。再生材料ならではの多少の凹凸や黒点がついているものも商品の特徴とし、あえて省かずに商品化した。
「クリアホルダーからつくったジェットストリームボールペン」は、1本168円、1箱(10本入)1580円。使用済みのクリアホルダーを使用した100%再生プラスチックを、ボールペンの軸の材料として使用した。三菱鉛筆の人気ブランド、ジェットストリームインクを搭載し、替芯の交換が可能なので軸本体を長く使用できる。
「クリアホルダーからつくったブリックス」ペン立ては、1個418円、5個1990円。小物入れは、1個618円、5個2840円。使用済みの色付きクリアホルダーや名入りのクリアホルダーを再生し、原材料として100%使用した。色付きのクリアホルダーを再生した再生樹脂特有のカラーを活かしたトレンドのアースカラーで、単一素材のため再度再生することができる。