良品計画news|環境に配慮した紙製食器とカトラリーを発売

(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)は、バガスパルプと竹パルプを使用した紙製食器5アイテムと、竹材を使ったカトラリー3アイテムを発売した。4月5日(水)から全国の無印良品店舗とネットストアで販売する。

同社は「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」を考えた、商品、サービス、店舗、活動を通じて、「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献することを企業理念としている。ESGのトップランナーとして、誕生から40年間変わらないESG視点にさらに磨きをかけることを目指し、未来に向けた生活や商品の在り方を考え、プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材への100%移行を推進している。

今回環境に配慮した素材を活用して、行楽シーズンに向けてピクニックやキャンプなどの外出先や、人が多く集まるホームパーティなどで手軽に利用できる食器やカトラリーをつくった。

サトウキビは、砂糖生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかす「バガス」が発生する。従来は廃棄物として処理されていたが、無印良品では、これを有効利用して紙製の食器をつくった。


<バガス>

このシリーズは、型を使って成形し、さらに竹パルプを加えることで強度のある食器になっている。ハリがあり、持ちやすく、機能的な形状が特長だ。「バガスと竹パルプ プレート 小」(10枚入り)、「バガスと竹パルプ プレート 大」(8枚入り)、「バガスと竹パルプ ボウル」(10枚入り)、「バガスと竹パルプ フードパック」(5枚入り)、「バガスと竹パルプ カップ」(8個入り)の5アイテムを展開する。いずれも税込み価格99円。

また、竹材からつくったカトラリーは、しなりがあり、折れにくいのが特長だ。節部分なども利用することで資源を無駄なく活用している。「竹スプーン」(10本入り)、「フォーク」(10本入り)、「割り箸」(20膳入り)の3アイテムを揃える。いずれも税込み価格99円。

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