良品計画news｜天然素材｢カポック｣使用の’24年春夏衣料品25品12/19発売

(株)良品計画（東京都豊島区、堂前宣夫社長）は、環境負荷の少ない天然素材「カポック」を使用した24年春夏向けの衣料品のアイテム数を拡大する。紳士、婦人、子どものアウターやパンツなどのウェアに加え、帽子やパジャマなど合計25アイテムを12月19日（火）から順次、全国の無印良品とネットストアで発売する。

「カポック」は、東南アジアの熱帯地方に生息する樹木で、病害虫に強いため農薬をほとんど使用することなく、少ない水や肥料で育つ環境負荷の少ない植物として知られる。その木の実から取れるワタ（繊維）は、古くからクッションなどの詰め物に利用されてきた。繊維の中が空洞のため軽く、空気を多く含む特徴がある。世界で最も軽い天然繊維の一つと言われている。

無印良品では21年春夏シーズンから一部店舗とネットストアでカポックを使った衣料品の販売を行ってきた。良品計画では2024年春夏シーズンは、天然素材を活用した商品や環境への負荷軽減を考慮した商品、世界の伝統や文化に学んだ商品をテーマに、環境負荷の少ない天然素材を活用して拡大していく。