エムアイフードスタイルnews|伝統菓子「SiBELLE」をリニューアル
(株)三越伊勢丹ホールディングスのグループ会社であり、首都圏を中心に 18店舗のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)を運営する、(株)エムアイフードスタイル(東京都新宿区、雨宮隆一社長)は「SiBELLE(シベール)」ブランドをリニューアルする。
「SiBELLE」は、二幸により1965年に商標登録された洋菓子・喫茶室のブランド名がルーツ。「SiBELLE」はフランス語で “美しい” “とてもきれい” という意味。誕生から60周年を記念し、今回ブランドを大きくアップデートする。コンセプトは「心揺さぶる伝統菓子」。発売以来、長年愛され続けている「ブランデーケーキ」を継続しながら、今の時代に合わせた新しい商品を開発していく。
新たなブランドロゴとカラーは、イニシャルをロートアイアン風にあしらったシンボルマークに、すっきりとして動きのあるフォルムのロゴタイプを合わせ、伝統と気品、洗練された都会的なイメージを表した。ブランドリニューアルの新商品として「リーフパイ(プレーン)」「リーフパイ(チーズ&ペッパー)」「焦がしバターフィナンシェ」「抹茶フィナンシェ」を発売する。ロートアイアンは、ヨーロッパの文化として発展してきた錬鉄工芸(家具・面格子・装飾などのアイアンワーク)。
「リーフパイ(プレーン)」は、パイ生地の折り込み製法にこだわり、バターの芳醇な香りとパイの食感を楽しめる王道のリーフパイ。パイ生地には国産発酵バターを使用し、“アンヴェルセ製法”でつくった、“フィユタージュ・アンヴェルセ(逆折りパイ生地)”。 “アンヴェルセ製法” はバターで生地を包み折り込む製法で、192の層をつくり上げることで、袋を開けた瞬間に広がるバターの香りとサクサクとした繊細な食感を楽しめる。5枚入りで864円(税込み、以下同じ)。
「リーフパイ(チーズ&ペッパー)」は「リーフパイ(プレーン)」に、エダムチーズとゴーダチーズをブレンドしたものとブラックペッパーと塩をまぶして焼き上げた。チーズの芳醇とペッパーの後引くおいしさが際立つ。おつまみとしても楽しめる、甘くない新しい感覚のリーフパイだ。5枚入りで972円。
「焦がしバターフィナンシェ」は、自家製の焦がしバターとアーモンドの香りがコクと風味を引き出す深い味わいに仕上げた。7個入りで1728円。
「抹茶フィナンシェ」は、京都宇治の老舗「堀田勝太郎商店」の抹茶を贅沢に使用し、大納言小豆を加えて焼き上げた。小豆の食感、抹茶の上品な香りと程よい苦味が味わえる。7個入りで1944円。
昭和51年から製造しているロングセラーの「ブランデーケーキ」と「チーズケーキ」は、パッケージをリニューアルして引き続き販売する。「ブランデーケーキ」は、北海道産小麦を使用し、ブランデーとブランデーリキュールを浸み込ませた焼菓子。4個入りで1296円。
「チーズケーキ」は、ビスキュイ生地でクリームチーズをぎっしりと包み込んで焼き上げた、キューブ型のベイクドチーズケーキ。やわらかなチーズの食感と味わいはチーズ好きを魅了する、濃厚で贅沢な一品だ。6個入りで1512円。