小田急百貨店news|国内初傘ビニール袋自動回収「かさビニぽいぽい」
(株)小田急百貨店のグループ企業の小田急デパートサビース(株)(東京都新宿区、小船髙志社長)が、傘ビニール袋回収機「かさビニぽいぽい」を2月から販売する。
雨天時、商業施設などの入口で、濡れた傘を入れるビニール製の傘袋が用意されているが、これまで自動で傘を包み込む機械を見かけたことはあった。しかし、今回の製品は逆に、ビニール袋を自動で取り外すもので、国内初となる。製造元は(株)エンプレイス。
製品上部にある挿入口に、ビニール袋に入った傘の先端を差し込むだけで、機械本体がビニール袋を自動で巻き取り回収してくれる。お客は、手や手荷物を濡らすことがなくなる。また店舗にとっても、ビニール袋の散乱がなくなるし、床が濡れれることもなくなる、というメリットがある。つまり、エントランスの美観が損なわれるのを防ぐことができるうえに、清掃作業も軽減できる。
「かさビニぽいぽい」のサイズはW340×D410×H850mm。内蔵バッテリーで駆動する。収容枚数は約200枚であるため、入れ替え作業は必要になる。価格は、15万8000円(税別)。販売対象は不特定多数の人が訪れる商業施設、飲食店、病院、公共施設、ホテル、学校などで、販売目標は年間1000台。
雨天時に、小田急百貨店新宿店などで、デモ実演を実施する予定だ。
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