そごう・西武news|19年下期組織変更/MD本部4つの再編など9/1実施

(株)そごう・西武(東京都千代田区、林拓ニ社長)は、9月1日(日)付けで、19年度下期の組織改編と、それに伴う人事を行う。

まずMD本部組織を大幅に改編する。

第1に、ライン部門に対する支援体制強化のために「商品計画室」と「業務統括室」を、「MD統括室」に組織統合する。また、「商品計画担当」を新設して、商品計画室が担っていた機能を移管する。さらに、業務統括室から「業務担当」「運営担当」を組織移管して、「運営担当」を「海外業務担当」に呼称変更する。
第2に、迅速な成長領域拡大のために、商品部の「フード&ライフスタイル担当」を「フード担当」と「ライフスタイル担当」に、「コスメ&ラグジュアリー担当」を「コスメ担当」と「ラグジュアリー担当」に組織分割する。「編集MD担当」は、各領域担当に機能移管して解組する。
第3に、食品領域に新たな取引先開拓及び新MD開拓を促すため、MD本部に「食品構造改革室」を新設する。食品事業構造改革に向けて「フード担当」を指導強化する。
第4は、池袋本店、横浜店の品揃え拡充に向けて、商品部に「池袋本店担当」と「横浜店担当」を新設する。

総務部組織も再編する。
不動産活用視点を持った経営管理の強化に向けて「施設部」を新設する。また、「資産管理担当」および「施設管理担当」を「総務部」から組織移管する。

さらに文化プロモーション部は、動員催事の強化を図るために、文化プロモーション部に「動員催事担当」を新設する。

店舗組織に関しては、西武所沢店とそごう千葉店の準旗艦店2店の組織を再編する。

西武所沢店では、秋の全館改装を機に、「ハイブリッド型」店舗オペレーション手法を確立させる。これに伴って、既存の部・課は全て解組して、新たな組織体制をゼロベースで構築する。具体的には第1に、百貨店リテイル売場の販売および運営に特化した「販売担当」を新設する。
第2に、テナント運営と館の営業に関わる販促、予算管理、顧客情報管理などの業務を担う「営業担当」を新設する。
第3に、館の後方支援系の総務、施設業務を担う「業務担当」を新設する。
第4に、「店長」を「館長」に呼称変更する。
そして第5に、当面、店舗運営部店舗統括担当のタスクフォースが、教育、渉外、お客さま相談などの業務を担う。

千葉そごうは、係長に集中している業務を、「マネジメント」「販売」「業務運営」に仕分けして、専任化を図る。
第1に、「婦人雑貨部」「婦人服飾部」「婦人特選部」を「婦人雑貨・婦人服飾・婦人特選部」に組織統合する。
第2に、同部内の「企画担当」「統括担当」を解組した上で、ライン組織に位置づける「婦人雑貨担当」「婦人服飾担当」「婦人特選担当」を新設して、「部長-担当-係長」のマネジメント階層を形成する。
第3に、同部内の係長が担っていた「業務運営」業務を専任化するために、「業務運営担当」を新設する。そして、将来的に支援対象を千葉店全体に拡大していくことを念頭に、店長直下に配置する。

最後に商事事業部の組織も若干の改変をする。
「営業五部二課」が担う学生服ビジネスの拡大を図るために、営業五部に「三課」を新設する。「二課」は、池袋本店学生服売場を拠点に城北エリアを、「三課」は渋谷店学生服売場を拠点に城南エリアを担当する。

また同日人事異動も行う。詳細は⇒企業ニュースリリース

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