1月SC統計|既存SC売上高5.0%増/初売りが好調で来館客増

(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、菰田正信会長)が 2026年1月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は569ショッピングセンター(SC)。

1月度の既存SC売上高は、前年同月比5.0%増加した。初売りが好調で来館客増となったことに加え、全国的に気温が低下したことで冬物衣料が稼働した。

立地別に見ると、中心地域は総合で6.9%増、周辺地域は4.3%増加した。中心地域はテナント入れ替えやイベント開催により売上げ増となったSCが多かった。中心地域・大都市 (7.6%増) は駅ビル、地下街を中心にインバウンドの来館があったSCがとくに好調だった。周辺地域は天候が安定していた地域やテナント入れ替え、改装効果のあったSCがとくに好調だった。

地域別では、九州・沖縄がもっとも高く8.2%増。国内外観光客の来館があったSCがとくに好調だった。食料品や飲食が稼働したSCが多かった。

次に関東が6.2%増。気温低下とセール需要により、冬物衣料のまとめ買いが見られた。正月の初売りが好調だったSCが多く、セールは縮小傾向にあるものの、館内イベントやポイントアップ施策などにより売上増となったSCが多かった。

近畿は5.1%増。気温低下とセールが重なったことで冬物衣料が好調だったほか、金が高騰して
いた影響で宝飾品が大幅伸長したSCも見られた。観光地のSCでは中国人観光客の減少により免税売上げの減少が見られた一方で、国内観光客の来館増により土産品、飲食が好調だった。

北海道は2.0%増、東北と北陸は0.9%増となった。中旬以降、記録的寒波や大雪の影響で交通機関に遅延や運休が発生し来館客が激減、営業時間を短縮したSCも見られた。

中部は3.2%増、四国は3.6%増、中国は2.0%増で、前年比マイナスとなった地域はなかった。

業種別では、「ファッション」は全国的に気温が低下したことでアウターなどの重衣料や防寒インナーが稼働した。冬物衣料の買い足しやまとめ買いも多く見られた。また、新生活やオケージョン需要で制服やジャケット、アクセサリーやブーツなどの稼働も見られた。

「雑貨」は節分やバレンタインなどの季節商材のほか、引き続きヒット商品のシールが全国的に好調だった。

「食料品」は年始の福袋が好調だったほか、観光客や帰省客による土産需要が見られた。

「飲食」は観光客や帰省客利用のほか、新年会需要で好調だった。連休の外出需要や近隣イベント参加客による利用も見られた。

「サービス」は、シネマが前年割れとなったSCが見られた。

 

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