ヤオコーnews|伊大使館と協働で「イタリアフェア」/1.5倍売上げ目指す

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は今年3月から2024年3月まで、最大規模となる「イタリアフェア」を開催する。今年1月にイタリア大使館貿易促進部と締結したパートナーシップに基づく「GDOプロジェクト」(GDO※大型流通組織)の一環として実施される。

ヤオコーではもともと直輸入ワインの販売強化やワインと相性のよいイタリアメニューの提案も積極的に行っていて、子会社である小川貿易を活用しての生産地の開拓や調達を行ってきた。同社直輸入ワインも年々拡大し、約100アイテムとなっている。

また、ヤオコーのベーカリーの人気商材であるフォカッチャもイタリアの職人の技術を導入して商品化したもの。

3月15日(水)、旗艦店であるヤオコー南古谷店ではイタリア大使館貿易促進部エリカ・ディ ジョヴァンカルロ部長を招き、川野社長による店舗案内が行われた。主通路上に設けられたプロモーションコーナーでは直輸入ワインを集合させたコーナーや関連商材であるプロシュートや各種チーズの展開もされた。

同日、行われた記者会見で、ディ ジョヴァンカルロさんは「コロナ禍では、飲食店が営業できない期間も、パスタやトマト缶の数値は変わらなかった。イタリアワインは外食店需要が多いが、日本では家庭でイタリア料理を楽しんでいることが実感できる。ヤオコーには期待している」と語った。

また、川野社長は「コロナ禍を通じて家庭で気軽にイタリア料理を楽しめるようになった。提案を継続してお客さまの豊かな食生活を応援したい。イタリア商品の取り扱い量は前年の1.5倍を目指す」とフェアに向けての自信をみせた。

今後、ヤオコーでは毎月中旬に実施している定番の「中押しの市」でイタリア商品の販促強化を行う。現在の3月含め、6月、10月、2024年3月は拡大実施する予定。店頭ではクッキングサポートコーナーを拠点にレシピや特別号を発行する。その他、店頭での試飲会や料理セミナーイベントの実施も予定している。

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