ファミマnews|店頭販促ツールとサイネージの連動で商品訴求力が向上

(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、(株)ゲート・ワン、(株)データ・ワンと共同で、ファミリーマート店頭の販促施策に店内デジタルサイネージ「FamilyMartVision」を連動させた取り組みを進めている。「売場連動企画」の第一弾として、コカ・コーラ社の「ジョージア」ブランドの店頭プロモーションを2023年3月21日~4月3日の期間で実施した。

検証の結果、デジタルサイネージ設置店は、未設置に比べ10%以上売上げが伸びた。また、販売数量、カテゴリー売上げ、ブランド認知の獲得へ十分な効果が得られ、より効果的に商品訴求力を高めることが実証されたと発表した。

「ジョージア」の店頭プロモーションを実施した期間中、ファミリーマート全店のコーヒーカテゴリー全体は前年同期比117%、ファミリーマートで取扱う「ジョージア」3商品合計の販売目標に対する達成率は139%と、前年同期実績と目標を大きく上回った。

さらに、FamilyMartVision設置店舗と未設置店舗の比較では、設置店舗は未設置店舗の111%という、高い販売実績を残した。

また、ファミペイアンケート調査では、ブランドリニューアルした「ジョージア」の認知度は、店頭POPのみを経由した認知率に対し、店頭POP+FamilyMartVision経由での認知度が21ポイント高いという結果となった。従来の店頭プロモーションにFamilyMartVisonが加わることにより、「ジョージア」のブランドリニューアルをより多くの顧客に伝えられていることがわかった。

ファミリーマートは、現在約3000店に設置されているデジタルサイネージを2023年中に約1万店に拡大する予定だ。

今後も、デジタルサイネージと売場連動の対象商品カテゴリーを拡大していく。また、ファミリーマートのアプリ「ファミペイ」や、外部の媒体を活用したターゲティング広告なども含めた企画・施策を実行していく。

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