12月百貨店統計|売上高0.7%減/2018年売上高5.9兆円で2年ぶり0.8%減

日本百貨店協会から12月の「百貨店売上高概況」が発表された。調査対象店舗は79社219店舗で、11月と変わらない。

12月の売上高総額は6805億1266万円。既存店の前年同月比は0.7%減で、2カ月連続で前年を下回った。

月前半は、気温が高かったことで防寒アイテムが苦戦した。後半からは気温が低下して冬物商品に動きが見られたが、前半をカバーするまでには至らなかった。一方で、高額品、インバウンドは好調だった。

国内市場は1.1%減だったが、外国人売上高は302億円で8.4%増と25カ月連続で伸長。過去2番目の売上げを記録した。

主要10都市は0%だが、わずかにマイナスで3カ月ぶり。前年をクリアしたのは6都市。大阪2.2%、名古屋1.5%、京都1.1%、札幌0.2%、福岡0.2%。横浜は0%だがわずかに増収。一方で、減収したのは4都市で、神戸▲4.2%、広島▲3.3%、東京▲1.1%、仙台▲0.3%。

また、10都市以外は2.4%減と20カ月連続で減収だ。その中で増収したのは唯一近畿の0.6%。あとの7地域は前年に届かなかった。九州▲4.0%、四国▲2.9%、関東▲2.8%、東北▲2.5%、中部▲2.3%、中国▲1.8%、北海道▲0.3%。

主要5品目で前年を上回ったのは、身のまわり品の2.2%と雑貨2.1%の2品目で、雑貨は25カ月連続だ。前年に届かなかったのは家庭用品▲6.5%、衣料品▲1.6%、食料品▲1.3%の3品目。

大手百貨店グループの12月業績の確報では、エイチ・ツー・オーと髙島屋が前年クリア。J.フロントと三越伊勢丹は前年を下回った。%は前年同月比。

(株)エイチ・ツー・オーリテイリングの百貨店は+3.9%。
(株)髙島屋は+1.0%。
(株)J.フロントリテイリングの百貨店事業は▲2.8%。
(株)三越伊勢丹ホールディングスの国内百貨店事業は▲3.2%。

2018年の年間売上高は5兆8870億円で、既存店0.8%減と2年ぶりのマイナス。しかし、インバウンドは年間購買客数524万人で28.6%増と大きく伸長。売上高は25.8%増の3396億円。金額、伸び率ともに過去最高を記録した。

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