5月家電チェーン統計|エアコンなど夏需商品動き7%増/ケーズ13.6%増

経済産業省発表の5月「商業動態統計速報」では、家電大型専門店の販売額は3466億円7.0%増と、前年同月より大きく伸長した。店舗数は1.2%増の2500店舗。



(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

5月は、生活家電が14.9%の二桁増、通信家電も6.0%増と好調だ。一方で、カメラ類11.1%減、情報家電0.4%減、AV家電は0.0%減。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の5月の成績。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ全店売上げ +6.9%
うちビックカメラ全店売上げ +2.4%

(株)エディオン
全店売上げ    +9.4%
直営店売上げ +10.6%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +13.6%
*ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FCを含む。

5月はケーズホールディングスが13.6%と二桁増だ。品目では、エアコンの59.5%増をはじめ、洗濯機12.1%増、冷蔵庫10.3%増と、生活家電が売上げを伸ばした。ゴールデンウイーク効果と、5月の気温上昇が好調要因だ。また、パソコン・情報機器も10.2%増。テレビは2.1%増に留まった。一方で、クリーナー2.2%減、調理家電0.3%減、理美容・健康器具は3.3%減と前年を下回った。

FC店を含むエディオン全体では9.4%増。直営店は10.6%と二桁の伸びだ。

ビックカメラ+コジマ全体では6.9%増。うちビックカメラは2.4%増だから、コジマが健闘した。ビックカメラの品目別売上げでは、エアコン、洗濯機、冷蔵庫が好調で、家庭電化商品は8.0%増と大きく伸長している。

5月は3社ともにゴールデンウィーク消費もあって好調な1カ月だった。

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