10月チェーンストア統計|販売額1兆884億円・食料品好調で既存店3.7%増

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、小川信行会長)が発表した10月度の「チェーンストア販売統計」によれば、総販売額は1兆884億円と前年同月比103.8%、既存店(店舗調整後)も103.7%の増収だった。

会員企業数56社の1万1859店の集計になる。総売場面積は2769万3851㎡(前年同月比 106.7%)、売場1㎡当たり売上額は 3万9302円(同97.3%)。

部門別では食料品が7497億円105.0%(店舗調整後104.1%、以下同)、衣料品が614億円88.6%(93.4%)、住関品が2000億円98.0%(98.6%)、サービス30億円136.8%(137.4%)、その他 742億円125.3%(125.5%)。

10月度は、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除され、行動自粛などが緩和され、内食化需要は減少傾向にあるものの、食料品の動きは良かった。衣料品は前半気温が高かったことから、季節商品が苦戦し不調だった。住関品はまずまずの動きだった。

 

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