10月家電チェーン統計|販売総額3105億円0.6減/ビックカメラだけ7%増
経済産業省発表の「商業動態統計速報」によれば、10月の家電大型専門店販売額は3105億円で、前年同月に比べて0.6%低下した。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
「カメラ類」は5.0%、「その他」は6.8%と大きく伸長。全体の39%を占める「生活家電」は微増ながら0.5%のプラスとなった。しかし「通信家電」が▲11.2%と二桁減で、「情報家電」▲2.0%、「AV家電」も▲2.2%と前年を下回った。その結果、店舗数が2.4%増えたにもかかわらず、全体売上高はマイナス計上となった。
主要家電大型専門店の10月の結果を見る(%は前年同月比)と、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは月次報告を公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +7.2%
ビックカメラ 全店売上げ +10.2%
(株)エディオン
全店売上げ ▲3.8%
直営店売上げ ▲4.1%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ ▲3.1%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
10月の主要3社の結果は、ビックカメラだけが全店売上げで大幅な伸び率となった。ビックカメラ単独では10.2%と二桁増。エディオンとケーズホールディングスは前年同月を下回った。
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