11月家電チェーン統計|販売額3436億円5.6%増/通信家電36.9%は驚異的

経済産業省発表の「商業動態統計速報」によれば、11月の家電大型専門店販売額は3436億円で、前年同月に比べて5.6%増加した。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)

カテゴリー別にみると、「通信家電」が36.9%と驚異の伸び率。携帯電話機などが売上げを伸ばした。「その他」6.4%、「生活家電」3.9%、「カメラ類」2.9%、「情報家電」1.2%と続く。唯一「AV家電」だけが▲1.0%。店舗数は3.0%増加し2530店舗となった。

主要家電大型専門店で月次報告を公表している3社の11月の結果は以下のとおり(%は前年同月比)。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは公表していない。

(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +12.0%
ビックカメラ 全店売上げ +14.2%

(株)エディオン
全店売上げ +2.3%
直営店売上げ +2.1%

(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ +7.3%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)

11月の結果は3社ともプラスで、ビックカメラは二桁増。エディオンとケーズホールディングスも好調で、前月マイナス計上だったにもかかわらずプラスに転じた。とくにケーズホールディングスは10月が▲3.1%だったので、10ポイント以上の伸びとなった。

検索ワード:家電大型専門店 11月 売上高 ビックカメラ エディオン ケーズホールディングス

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