髙島屋news|「サイアム高島屋」(7576坪)バンコクに11/10高級百貨店開業

(株)髙島屋(大阪府大阪市、大本茂社長)は、タイでは初となる「サイアム高島屋」を11月10日(土)、バンコク市内の大型複合施設「ICONSIAM」(アイコンサイアム)」に出店する。

「アイコンサイアム」は、バンコク市中心部から南西に5キロほどのチャオプラヤー川西岸に立地する。タイ国内最大級の施設で、約9万㎡の敷地にはショッピングセンターや2棟のレジデンスを擁する。

「サイアム髙島屋」は、この大型複合施設内ショッピングモールの核店舗として出店する。

「タイの最高と高島屋のフュージョン」がコンセプト。ちょっとわかりにくいが、なんとなくわかる。「日本の良いもの」を各階に集積し、タイの新しいライフスタイルを提案する。

売場面積は約2万5000㎡(約7576坪)で、玉川髙島屋店(東京都世田谷区)に匹敵する。婦人服・婦人雑貨、紳士服・紳士雑貨、子ども服、リビング用品、食料品など、約530のブランドを扱う。

テナントの3割を日系ブランドにして、訪日客向けに高島屋をアピールする。

G階は食のフロア。日本の食材や商品が並ぶスーパマケット「タカマルシェ」と、 寿司・ラーメン・焼魚・とんかつなど16カテゴリーが揃う日本食のフードコート「ローズフードアベニュー」で構成される。

UG階は、北海道の美味とスウィーツのフロア。見て美味しい 、食べて美味しい日本の和洋菓子を取り扱う。また、 タイで初となる北海道のアンテナショップ 「北海道どさんこプラザ」が出店する。

M階は、美とワールドコスメのフロア。バンコク最大級の日系ブランドや人気のインターナショナルブランドのほか、 20の「トリートメントブース」、美と健康をコンセプトにしたカフェなども備える。

1階は、上質で洗練されたレディスファッションフロア。国内外の富裕層をターゲットとした、日本ブランドのセレクトショップのほか、ジュン・アシダ、ユキ・トリイなどのブランドを揃える。

2階は、今らしくおしゃれにこだわるファッション雑貨のフロア。 日本ブランドのアクセサリーショップ、婦人靴、靴のリペアーコーナーを設ける。

3階は、メンズの「今」を捉えた、価値あるスタイルとの出会いのフロア。タイでは希少なビジネスウェアを日本のブランドを中心に揃える。レイバンのコンセプトショップや日本のカジュアルウェアを集積した「ジャパンセレクト」を展開する。

4階は、ベビー・キッズ、リビング、レストランのフロア。ベビー・キッズ売場では日系ブランドを展開する。リビング売場では、日本の上質・本物・快適を追求するライフスタイルを提案する。レストランエリアの「ローズダイニング」には、タイ初出店の日本レストランが集結する。

タイの高級層を狙った日本の高額品総合店。日本熱が高いだけに成功するかもしれないが、爆発的な成功にはならないだろう。

■SIAM TAKASHIMAYA(サイアム高島屋) 概要
所在地/299 Charoen Nakhon Road, Khlong Ton Sai, Khlong San,Bangkok
賃貸面積/約3万6000㎡(1万0910坪)
売場面積/約2万5000㎡(7576坪)
駐車台数/自動車5000台、バイク510台、バス50台(ICONSIAMと共用)
ブランド数/約530ブランド(タイ初:約80ブランド、日系:約170ブランド)
営業時間/連日10:00~22:00
定休日/なし
運営/サイアム タカシマヤ(タイランド)CO., LTD.

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