CVSヘルスnews|’25年度年商4021億ドル7.8%増/ライトエイド63店を買収
CVSヘルス(ロードアイランド州ウーンソケット、デビッド・ジョイナーCEO)は12月31日で終わった2025年12月期の通期決算を発表した。
第4四半期(10月~12月)の営業収益は1056億9300万ドル(1ドル150円換算で15兆8540億円)で8.2%増、営業利益は21億1200万ドル(3168億円)で10.8%減、純利益は29億4300万ドル(4415億円)で79.0%増だった。
CVSは5月に破産したライトエイドおよびその傘下のバーテル・ドラッグスの一部資産を買収し、10月までに63店舗を「CVSファーマシー」への転換を完了させた。また、CVSファーマシーは、旧ライトエイドとバーテル・ドラッグスの626店舗分の処方箋ファイルを取得し、900万人以上の患者にサービスを継続すると発表している。

通期の営業収益は4020億6700万ドル(60兆3100億円)で7.8%増、営業利益は46億6000万ドル(6990億円)で45.3%減、純利益は17億6800万ドル(2652億円)で61.7%減。2年連続の増収減益である。同社は営業利益のマイナスは、店内併設クリニック「MinuteClinic」などのヘルスケア提供部門に関連するのれん減損費用や、過去の訴訟費用によるものと説明している。
部門別で見ると、健康保険のヘルス・ケア・ベネフィット部門は売上高が1433億5400万ドルで9.7%増、調整後の営業利益が29億3900万ドルで857.3%増。
調剤(PBM)のヘルス・サービス部門は売上高1904億2500万ドルで9.7%増、調整後の営業利益は71億5100万ドルで1.3%減。処方箋請求数(30日換算)は0.9%減少した。
そして小売薬局のファーマシー&コンシューマー・ウェルネス部門は、売上高1393億6700万ドルで11.9%増、調整後の営業利益は60億4000万ドルで4.6%増。処方箋取り扱い数(30日換算)は5.4%増加した。ライトエイドの処方箋ファイルを買収したことにより、売上げ、営業利益、処方箋枚数すべてが増加した。
小売薬局の既存店売上高は調剤薬局が18.0%増、フロント・ストアが1.2%増で、全体では15.0%増加した。
ジョイナーCEOは「第4四半期および通期の業績は、CVSのユニークな事業群によってもたらされるヘルスケア体験の革新に向けた進歩を表しています。薬価を引き下げ、医療ナビゲーションを改善し、そして全米の医療の窓口となることなど、CVSがアメリカで最も信頼される医療企業になるという目標を達成するうえで、今、絶好の位置に立っています」と語る。
