全米小売業協会news|「2026グローバル小売業」トップはウォルマート

全米小売業協会(National Retail Federation:NRF) は、2026年の「グローバル小売業トップ50」を発表した。

NRFが市場調査会社のカンター社との協力により、集計したもので、3カ国以上で小売業を直接運営する企業を対象に、自国内および国外での売上高に基づいてポイント化し、上位50社を選出している。

ランキングで1位になったのは、ウォルマートだ。小売売上高は6920億ドル (110兆7200億円:1ドル=160円で換算) で、2位のアマゾン・ドット・コムを大きく引き離した。

オンライン販売ではアマゾンと対峙するためにデジタル投資とその活用に力を入れる。顧客の買物体験を向上させ、業務の効率化を図るためのAIを搭載した「スーパーエージェント」シリーズを展開している。出店では本拠地アメリカで、次世代型スーパーセンターの新規出店や改装を進めているほか、メキシコやチリ、南アフリカ共和国でも店舗網の拡大に向けた投資を加速させている。

アマゾンはAWSおよび物流サービスを筆頭に高い収益性を誇るが、今回のトップ50ランキングは、組織全体の収益ではなく、小売売上高のみを対象としているため、2位となった。

3位は、ハードディスカウントストアのリドルなどを傘下に収める独シュヴァルツ・グループが入った。リドルは、英国の店舗数が1000店を超え、スペインでも700店を突破した。アメリカでは、ニューヨーク市マンハッタンなど、東海岸の都市部に出店している。

続く4位が、同じドイツのアルディだ。近年、米国、英国、オーストラリアなど本拠地欧州以外で店舗網の拡大を図っている。

5位には、メンバーシップ・ホールセール・クラブのコストコ・ホールセールがランクインした。2025年12月時点の国別の店舗数は、米国が633店で圧倒的。続いてカナダ (114店)、メキシコ (42店)。日本は4番目の 37店)。

業態別でみると、圧倒的な価格訴求力を強みとするディスカウントストアが上位を占めている。スーパーマーケットでは、6位のアホールド・デレーズ が最上位だった。

日本からは、セブン&アイ・ホールディングス が11位、イオンが21位、ファーストリテイリングが27位、ファミリーマートが41位に入った。

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