ターゲットnews|ミズラヒ氏を初の「クリエイティブ・ディレクター」に起用
米国のディスカウントストア業態チェーン第2位のターゲット(ミネソタ州ミネアポリス、マイケル・フィデルケCEO)は著名デザイナーのアイザック・ミズラヒ氏を、同社初となる「クリエイティブ・ディレクター・アット・ラージ」に任命した。デザイン面での権威性を高め、優れたデザインを手頃な価格で提供するという同社の強みを一段と強化する。

<写真はPR Newswireより>
ミズラヒ氏は、商品企画やデザイン開発、トレンド分析など主要なプロセスにおいて助言し、新たなパートナーシップや体験価値の創出にも関与する。ターゲットのデザイン部門を率いるジーナ・フォックス上級副社長と連携し、デザイン革新や新商品の方向性を支える役割を担う。
また、今夏に始動する新たなメンターシッププログラムでは中心的役割を果たし、選抜されたデザイナーに対し、1対1の指導、創造性を刺激する体験型プログラム、デザインワークショップなどを通じて育成を図る。
ブランド価値向上の面でも、ストーリーテリングやデザイン主導のコラボレーション、地域コミュニティとの取り組みに関わり、ターゲットの文化的存在感とデザインリーダーシップを強化する。
ターゲットは今回のミズラヒ氏の起用により、スタイル・デザイン・バリューの各領域で独自性のある商品と体験の提供をさらに推進していく方針だ。
ブライアン・コーネル氏に代わってマイケル・フィデルキ氏が CEOに就任してから、食品部門で生鮮食品の拡大と値下げを行っているが、それなりに効果も出ている。ただ、ディスカウントストアとして、差別化を図るためには、やはりタージェイな(ターゲットらしい)魅力を追求する必要がある。競合相手のウォルマートも、品揃えのアップグレードを進めており、富裕層の顧客が増えているとレポートされている。現在、ある程度のインフレーションを認識している消費者は、付加価値の高さをさらに求めているのである。
