バローnews|第1Q営業収益2434億円9.9%増/SM事業15.5%増と絶好調

(株)バローホールディングス(岐阜県多治見市、田代正美会長兼CEO)が2027年3月期の第1四半期決算を発表した。

2025年4月1日~6月30日の連結業績は、営業収益が2434億3300万円(前年同期比9.9%増)、営業利益が73億9800万円(5.0%増)、経常利益78億3800万円(8.6%増)、四半期純利益は63億6500万円(64.3%増)の増収増益だった。

営業利益率は3.0%、経常利益率は3.2%。

セグメント別の業績は以下の通り。

スーパーマーケット事業の営業収益は1440億3700万円で15.5%増、営業利益は66億1100万円で26.0%増。前連結会計年度から、2025年10月21日付で完全子会社化した株式会社ドミーとその子会社の業績の一部が加わっている。

中核会社の株式会社バローの客単価は2.7%増、客数も0.9%増、既存店売上高は3.6%増となった。売上総利益率も28.4%と前年比0.4%増を記録した。

2026年4月に開設した「SMバロー大和田店」(福井県福井市)が好調に立ち上がり、改装8店舗も売上高を伸ばした。また、株式会社食鮮館タイヨーは、2026年5月に「食鮮館タイヨー千歳町店」(静岡県静岡市清水区)を開設。スーパーマーケット事業の店舗数は366店舗となった。

ドラッグストア事業の営業収益は468億4200万円(1.6%増)、営業利益は7億3000万円(3.5%増)となった。この間、物販店舗3店舗、調剤薬局5店舗、介護事業所1店舗を新設、調剤薬局1店舗を子会社化した。

既存店で客単価が2.8%上昇したが、客数は4.2%減で既存店売上高は1.5%減に。廃棄ロス削減や本部経費見直し、高付加価値商品販売強化で増収増益、店舗数は合計581店舗(うち調剤取扱店舗241店舗となった。

ホームセンター事業の営業収益は331億4200万円(0.8%増)、営業利益は18億5900万円(5.1%増)。株式会社ホームセンターバロー、株式会社ダイユーエイト、株式会社タイムの3社合計の既存店ベースで客単価4.4%増、客数3.1%減、既存店売上高1.1%増となった。

収益面では、グループ各社による統一商談や仕入条件の見直し、価格改定、PB商品の販売強化等を進め、売上総利益率の改善に取り組んだ。在庫管理の徹底、紙媒体からデジタル媒体への販促手段の見直し、作業計画に応じた人員配置等により、販売費及び一般管理費を抑制。既存店売上高が前期を下回ったものの、売上総利益率の改善等により、増収増益となった。店舗数はグループ合計165店舗となった。

ペットショップ事業の営業収益は92億6400万円(6.0%増)、営業利益は6300万円(25.2%減)となった。株式会社アミーゴの既存店ベースで、客数が0.3%増となったが、客単価が0.8%低下し、既存店売上高は0.5%減となった。

一方、アミーゴ1店舗、ジョーカー1店舗の新設、株式会社犬の家の売上伸長等により、セグメント全体では増収となった。

収益面では、株式会社犬の家が利益伸長に寄与したものの、株式会社アミーゴで人件費やキャッシュレス決済手数料が増加、新規出店に伴う初期費用も発生した。セグメント全体で売上総利益は増加したが、販売費及び一般管理費の増加を吸収するには至らず、増収減益となった。店舗数はグループ合計197店舗となった。

スポーツクラブ事業の営業収益は29億8700万円(7.8%増)、営業利益は6000万円(前期比2300万円の営業損失)。株式会社アクトスのスイミング、テニス、体操教室等のスクール部門や物販、自治体等からの受託部門が伸長。加えて、2026年4月にエルスポーツ株式会社から運営を引き継いだ「エル・スポーツ彦根」(滋賀県彦根市)と「エル・スポーツ長浜」(滋賀県長浜市)の売上げも増収に寄与した。

収益面では、物販、スクール及び受託部門の伸長で売上総利益が拡大。販売費及び一般管理費の抑制に努めた結果、営業黒字へ転換した。店舗数は、グループ合計157店舗(うちフランチャイズ運営33店舗)となった。

流通関連事業の営業収益は55億4100万円(11.3%増)、営業利益は14億7000万円(19.8%増)となった。物流機能を担う中部興産株式会社では、グループ各社の取扱量増加を背景に、保有する物流拠点や輸配送網を活用した外部物流業務にも取り組んだ。

また、静岡・可児(岐阜県)間の幹線輸送の一部をトレーラー配送へ切り替え、関西・中京間の輸送において復路貨物の確保を進めるなど、積載効率の向上と空車率の改善を図った。資材・消耗品等の販売を行う中部流通株式会社では、グループ内販売が堅調に推移したことに加え、新日本スーパーマーケット同盟構成企業等への消耗品提案会を実施するなど、グループ外への販売拡大に取り組んだ。

その他の事業の営業収益は16億1800万円(22.1%増)、営業利益は4億1300万円(111.3%増)となった。同事業には、不動産賃貸業、クレジットカード事業、衣料品等の販売業などが含まれる。クレジットカード事業は、株式会社バローフィナンシャルサービスの新規会員獲得に加え、既存会員の利用促進やグループ店舗外での利用機会の拡大に取り組んだ。グループ外加盟店での利用が伸長したほか、稼働会員数や利用単価も前年同を上回り、カード取扱高の増加につながった。

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