AOKI news|第1Q売上高430億円1.6%減・経常利益54.6%減

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、田村春生社長)が 2027年3月期の第1四半期決算を発表した。

4月1日~6月30日の連結業績は、売上高430億4500万円(前年同期比1.6%減)、営業利益11億8000万円(49.9%減)、経常利益10億4100万円(54.6%減)、四半期純利益3億1800万円(75.6%減)と、減収、大幅減益となった。

営業利益率は2.7%、経常利益率は2.4%。

国内経済は雇用・所得環境の改善で緩やかな回復が続いたものの、中東情勢の緊迫化や物価上昇による節約志向の強まりで先行きは不透明感が残った。同社は各事業で施策を進めたが、事業間で明暗が分かれた。

ファッション事業は、売上高213億3300万円(4.2%減)、営業損益2億0200万円の赤字となり、前年の7億5300万円の黒字から大きく悪化した。

AOKIでは高通気素材の「スーパーエアクールシリーズ」やレディースの「MeWORK (ミワク)」の新作を投入し、商品力強化を図った。ORIHICAでも出店を継続し、人気の「ビズポロ」など夏物ラインを拡充した。

5月まではカジュアル衣料の伸長等により既存店は堅調に推移したものの、6月の天候不順による気温低下等の影響を受け、夏物需要は鈍化した。

店舗については、ORIHICAで3店舗を新規出店した。一方、営業効率改善のため AOKIで1店舗を閉鎖した。6月末時点の店舗数は613店(前期末611店)。

エンターテイメント事業は、売上高185億9600万円(2.0%増)、営業利益16億0800万円(3.9%増)と増収増益。

複合カフェ「快活CLUB」では鍵付完全個室の拡大や「極そうめん」などの期間限定メニュー、ダーツキャンペーンなどで集客を強化した。カラオケ「コート・ダジュール」では夏らしさを打ち出した季節限定メニューなど飲食メニューの拡充を図るとともに、スポーツ観戦などカラオケ以外の利用シーンを提案することで、幅広い客層の集客に努めた。24時間営業のセルフ型フィットネスジムの「FiT24」では、開業7周年記念の限定キャンペーンや各種イベントの開催、トレーニングサポート「スタサポ」の強化により新規会員の獲得に注力した。

店舗については、「快活CLUB」で3店舗、「FiT24」で2店舗を新規出店した。一方、営業効率改善のため「快活CLUB」と「コート・ダジュール」でそれぞれ2店舗を閉鎖した。ランシステムの複合カフェ「自遊空間」他82店舗(内フランチャイズ46店舗)を含め、6月末時点の店舗数は775店(前期末773店)となった。

アニヴェルセル・ブライダル事業は、売上高25億1200万円(7.2%減)、営業損失3億0100万円(前年同期は営業損失5700万円)。受注強化に向けた販促や商品・サービスの拡充を進め、組単価は上昇した。一方で、前期の受注低調に伴う施行組数の減少や広告宣伝費の増加が響いた。

集客イベントへの参画や自主販促施策の拡充により引き続き受注活動の強化に注力するとともに、多様化する顧客ニーズに応える商品・サービスの提案や、招待ゲスト数の増加に向けた各種取り組みなど、組単価の向上に努めた。また、企業の展示会やパーティーなど法人宴会需要のさらなる取り込みに向け、営業体制の強化や新たなサービスの開発を推進した。

不動産賃貸事業は、売上高18億6900万円(5.6%増)、営業利益4億3400万円(17.0%増)。グループ内店舗の遊休スペースの賃貸を推し進めたことが奏功した。

通期は、売上高2000億円(2.8%増)、営業利益180億円(6.2%増)、経常利益175億円(6.9%増)、当期純利益100億円(5.7%増)を見込む。

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