ウォルマートnews|第1Q営業収益1778億ドル7.3%増/米国内EC26%増

ウォルマート・インク(アーカンソー州ベントンビル、ジョン・ファーナーCEO)が2027年1月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益は1777億5100万ドル(1ドル150円換算で26兆6626億円)、前年同期比で7.3%増加した(為替変動を除いた実質ベースでは5.9%増)。営業利益は74億9300万ドル(1兆1240億円)で5.0%増、純利益は53億3000万ドルで18.8%増。1株あたり利益(EPS)は0.67ドルで前年同期の0.56ドルを上回り、19.6%増となった。

世界的なインフレや燃料費高騰などの不透明な経済環境が続くなか、低価格の追求とデジタル投資(オムニチャネル戦略)の加速が功を奏し、2026年度も増収増益の堅調なスタートを切った。

事業別の業績は以下の通り。
ウォルマートUS(米国内)事業の売上高は1171億6900万ドル(17兆5754億円)で前年同期比4.5%増。ガソリン販売を除いた既存店売上高は4.1%増となった。内訳は客数が3.0%増、客単価が1.1%増。

とくにEC販売が26%増と大きく伸長。顧客の取り引き数が加速し、幅広いカテゴリーでシェアを拡大した。デジタル広告プラットフォーム「ウォルマート・コネクト(Walmart Connect)」の広告収入も、米国市場で44%増(VIZIO除く)と爆発的な成長を続けている。

ウォルマート・インターナショナル(国際)事業の売上高は351億1100万ドル(5兆2667億円)で18.0%増、営業利益は23.9%増の16億0200万ドル(2403億円)と大幅な増収増益を達成した。為替影響を除いた実質ベース売上高でも10.1%増と好調。

EC販売は27%増。デジタル広告ビジネスはとくにインドのEC「フリップカート(Flipkart)」の継続的な勢いに牽引され、32%成長した。

サムズクラブ(米国内会員制倉庫型店)事業の売上高は234億0500万ドル(3兆5108億円)で6.1%増、営業利益は6億7400万ドル(1011億円)で1.2%増。

食料品や日用品が好調で、売上ガソリン販売を除いた既存店売上高は3.9%増加した。客単価は2.2%減少したものの、客数が6.2%増だった。ECは店舗受け取り・配送サービスの好調な伸びが続き、23%増。 会員数、更新率、「ウォルマート+」会員数の着実な増加によって、会員費収入は5.6%増加した。

ジョン・ファーナーCEOは今回の業績について、「私たちの業績は、より優れたショッピング体験、幅広い品揃え、そして迅速な配送という、企業全体での提供価値に注力し続けた結果を反映している。各チームは革新的なテクノロジーを採用し、自動化によって生産性を向上させるとともに、より利益率の高いソリューションを成長させている。この規律あるアプローチが、ビジネスを成長させ、リターンを強化することにつながっている」と、第1四半期の手応えを語っている。

第2四半期の予測として、売上高4.0〜5.0%増、調整後営業利益を7.0〜10.0%増、調整後EPSを0.72ドル〜0.74ドルと発表している。また通期の業績見通しについては、売上高3.5〜4.5%増、調整後営業利益6.0〜8.0%増とする期初の予測を据え置いている。

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