ヤオコーnews|初年度目標25億円のヤオコー久喜菖蒲店(779坪)3/22出店
(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は3月22日(金)、埼玉県久喜市内に「ヤオコー久喜菖蒲店」を開店する。
同店はJR宇都宮線「久喜駅」より西に6km、東武伊勢崎線「鷲宮駅」より南西に4.8kmの地点にあり、商業施設「モラージュ菖蒲」に隣接する。このモラージュ菖蒲にはヨークマートが入店している。ヨークマートはヤオコー出店を前に改装を施し、3月20日(水)にオープンする。
足元商圏は1km圏内4400人・1500世帯と少ないものの、7km圏、10km圏では人口が増加している。60歳代と40歳代がボリュームゾーンだ。世帯構成では、単身世帯と2人世帯で約半数を占めるが、3~4人世帯以上の家族構成が比較的高くなっているのも商圏の特徴だ。また、持ち家の一戸建て比率も高い。
同店はヤオコーが開発する近隣型ショッピングセンターの核店舗で、テナントは100円ショップのワッツ、ドラッグストアのココカラファイン、うさちゃんクリーニング、アトラスファミリー歯科が入る。
商業施設の敷地面積は1万5577㎡(4712坪)、延べ床面積は5493㎡(1661坪)。そのうちヤオコーの延べ床面積は1098坪、売場面積は779坪と大型店だ。
ヤオコー久喜菖蒲店のストアコンセプトは、「未来に向けて、新たな豊かさを実感できるお店」。
青果部門は季節感・鮮度感・グレード感・安さ感を実感できる売場づくり目指す。地元野菜コーナーではJA南彩の優良農家との取り引きを強化し、今朝採り野菜、樹上完熟商品を打ち出す。
精肉部門は、主としてブロック肉を強化して、メニューに合わせた選べる品揃えを志向する。焼肉コーナーでは、主力の樺姫牛に加え、希少部位や焼き肉もう一品の商品を揃える。ミールキットやレンジde シリーズを充実させた「JITAN売場」、まとめ買いニーズに対応する冷凍ストック売場を展開する。
鮮魚部門は豊洲市場を活用し、常時20魚種、切身を12魚種と、品質・価格で選べる売場を目指す。カナダ産生アトランティックサーモンを主力商品としてコーナー化する。干物は小田原ダイナシティ店に続き、専門店「山安」の商品を冷蔵・冷凍で揃える。
惣菜は、鶏唐揚を名物商品として打ち出し、米飯商品を豊富に品揃えすることでおかずやランチニーズに対応する。寿司は国産本鮪、粕酢比率アップで糖度低減のオリジナル合わせ酢、豊洲市場を活用したネタを使用するなど、原料にこだわった握り寿司を提供する。また、健康に着目し、糖質25%カットの低糖質の雑穀シャリを使用したプレートメニューを中心にコーナー化する。
インストアベーカリーは、焼き立てでライブ感のある売場の実現を目指す。エッツオ・マリナート氏の指導でつくり上げた、イタリア製法の生地を使用したピザや食事パンを提供する。
日配食品は、プレーンヨーグルト・機能性ヨーグルトを拡充する。おかず・パスタ・スナック・凍菜などの冷凍商品の強化やチーズカテゴリーをコーナー化してファミリー層に訴求する。グロサリーではサプリメント・プロテインや量り売りのコーヒー豆、直輸入ワインを強化する。
■ヤオコー久喜菖蒲店概要
所在地/埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲7001番地
店長/須藤 豊(副店長 杉山 純)
商業施設敷地面積/1万5577㎡(4712坪)
商業施設延床面積/5498㎡(1661坪)
ヤオコー床面積/3632㎡(1098坪)
ヤオコー売場面積/2577㎡(779坪)
開店日/2019年3月22日(金)
営業時間/9:00~20:00
休業日/1月1日、1月2日、他1日
年間売上/初年度25億円
駐車台数/202台
駐輪台数/158台
従業員/正社員 19名、パートナー・ヘルパー・アルバイト150名(延べ人数)