東急news|複合施設「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」11/1開業
渋谷スクランブルスクエア(株)、東京急行電鉄(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)が進めている大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」が2019年11月1日(金)に開業する。渋谷駅跡地再開発の一大プロジェクトであり、東棟・中央棟・西棟の3棟の総延床面積約27万㎡の大規模開発プロジェクトだ。
その第I期として渋谷駅の直上に位置する東棟が先行オープンする。東横線・副都心線、JR線、銀座線に直結していて、駅から街への人の流れの玄関口の機能を担っていく。また東棟は新ランドマークとして、渋谷エリアで最も高い230mの地上47階建てとなり、展望施設、産業交流施設、商業施設、オフィスで構成される。
商業施設は地下2階から地上14階の16フロアだ。全212店のショップ&レストランが出店する。営業面積約3万2000㎡の都市型商業施設を目指す。変化と創造の街・渋谷にふさわしく、心が躍り心に響く旬感を体験できる「世界最旬宣言」をビジョンに、ポップアップスペースを複数設けるなどして、コンセプトである「ASOVIVA(アソビバ)」となる施設を目指す。
地下2階~1階は食物販が中心になる。東急百貨店が運営する「TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウフードショーエッジ)」、JR東日本リテールネットの新業態「ecute EDITION(エキュートエディション)」が展開するスイーツ専門フロア、紀ノ国屋の新業態「Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケットキノクニヤ)」で構成する。「TOKYU Foodshow EDGE」には、日本初上陸となるフランスのパティスリー「MORI YOSHIDA(モリヨシダ)」やミシュランで5回星を獲得したシェフによるベーカリー「ティエリーマルクスラブーランジェリー」などスイーツや惣菜を集合させる。
3階には、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」、「ジバンシィ」、「ティファニー@渋谷スクランブルスクエア」などの世界的なラグジュアリーブランドが揃う。
2階・4階~9階は「ユナイテッドアローズ」「TOMORROW LAND(トゥモローランド)」をはじめとするセレクトショップやファッション雑貨などが出店する。
10階・11階・14階は、NHKを体験できるスペース「NHKプラスクロスSHIBUYA」、シェアラウンジを設けた「TSUTAYA BOOKSTORE」「東急ハンズ」が入る。
12階~13階はレストランフロアの「FOODIES SCRAMBLE(フーディーズスクランブル)」。日本初上陸となるスペイン料理「JoséLuis(ホセ・ルイス)」など17店を誘致する。
同施設は、14階・45階~屋上は展望施設「SHIBUYA SKY」、17階~45階はオフィス、15階に産業交流施設「SHIBUYA QWS」が入る。
全体完成は、II期(中央棟・西棟)が竣工する2027年度を予定している。
■渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)概要
事業主体/東京急行電鉄(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)
所在地/東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
延床面積/約18万1000㎡
階数/地上47階地下7階
高さ/約230m
運営会社/渋谷スクランブルスクエア(株)<東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社共同出資会社>
開業/2019年11月1日(金)