パルコnews|新生「渋谷パルコ」はデジタル活用の次世代型商業施設

(株)パルコ(東京都渋谷区、牧山浩三社長)は、11月22日(金)に「渋谷PARCO」をグランドオープンする。営業部分は地下1階から地上9階、地上10階の一部だ。そのうち直営売場面積は1万2727坪。同店では、リアルとデジタルの融合したショップや多彩なペイメントで、お客にストレスの少ない快適な購買体験を提供する。さらに商品データ・購買データ・閲覧データといったさまざまなデータをAIを使って分析することで、販売スタッフの接客をサポートする「デジタルSCプラットフォーム」を目指す。

ショッピング体験のためのデジタルテクノロジーは3つある。

1つ目は、オフラインとオンラインが融合したオムニチャネルショップ「PARCO CUBE(パルコ キューブ)」 だ。「PARCO CUBE(パルコ キューブ)」は店頭の実在庫は戦略商品に絞り込み、その以外の商品はECで販売するという、オフラインとオンラインが融合した売場を設ける。またCUBE内一部店舗には、試着時に自分の後ろ姿を見る事ができる「CUBE MIRROR」を設置する。確認しづらい後ろ姿のスタイリ ングを鏡(ディスプレイ) でチェックできる。

2つ目は多彩なキャッシュレスだ。「Alipay」「WeChat Pay」「Origami Pay」「PayPa y」「LINE Pay」「メルペイ」「楽天ペイ(アプリ決済)」「au PAY」「d払い(2019年12月導入予定)」に加え、ハウスカードであるPARCOカードの新規申込み時には、スマートフォンアプリ「POCKET PARCO」 からQRコード決済「ポケパル払い」 が利用可能になる。

3つ目は電子レシートサービスをスタート。「スマートレシートサービス」を活用し、パルコ公式アプリ「POCKET PARCO」ユーザー向けに、「電子レシート」サービスの提供を一部のショップで開始する。 また、データを活用した顧客コミュニケーション向上にもつなげていく。

さらにインバウンドへの対応では、AIを活用した多言語音声認識や決済・免税対応で、訪日外国人客にも、快適なショッピング体験を提供する。ほかにも自走式ロボット「temi」の導入し、来店したお客とのインタラクティブなコミュニケーションを行う。

■渋谷PARCO
所在地/渋谷区宇田川町15-1
開店日/11月22日(金)
売場面積/4万2000㎡(1万2727坪)
営業時間/物販・サービス10:00〜21:00、飲食店11:00〜23:30
店舗数/192店舗

 

 

 

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