三菱地所NEWS|タイのアウトレットモール「セントラル・ビレッジ」に資本参画

三菱地所(株)(東京都千代田区、吉田淳一社長)は26日(火)、タイのデベロッパー「セントラルパタナパブリック(Central Pattana Public Company Limited 以下、CPN社)」と株主間協定書を締結したと発表した。CPN社が開発した大型アウトレットモール「セントラル・ビレッジ(Central Village)」の第一期事業へ資本参画するためだ。

CPN社はタイの小売業最大手である「セントラルグループ(Central Group)」の100%子会社で、百貨店やスーパーマーケットを展開している。三菱地所グループは、タイ国内で住宅・オフィス事業を推進しているが、アウトレットモール事業への参画は今回が初となる。

セントラル・ビレッジは、首都バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港から車で約10分、都心部からは約45分と、アウトレットモールとして利便性がよく、集客力の高い場所に位置する。グランドオープンは今年8月31日だった。

約11万2960㎡(3万4230坪)の広大な敷地に、約150店舗からなる延床面積約4万㎡(1万2121坪)のモールを構えている。併設ホテルの開業やモールの増床・拡張も予定されており、今後は世界的に知名度のあるラグジュアリーブランドをはじめ、ローカルブランドや飲食店舗なども充実させていく計画だ。資本参画の意味は大いにあるし、三菱地所のネットワークやノウハウも活かされていくに違いない。

■セントラル・ビレッジ(Central Village)
所在地/98, 98/1, MOO 5, BANG CHALONG, BANG PHLI DISTRICT, SAMUT PRAKAN THAILAND
所有/土地:CPN社
建物:CPN Village Company Limited
敷地面積/約11万2960㎡(3万4230坪)
延床面積/約4万㎡(1万2121坪)
店舗数/約150店舗(第1期部分)
駐車場/約1600台
総事業費/約50億タイバーツ(1タイバーツ3.6円換算で約180億円)

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