三菱地所NEWS|英国メディア「Time Out」監修のフードマーケット大阪で開業
三菱地所(株)(東京都千代田区、吉田淳一社長)が代表企業である「うめきた2期開発事業者JV9社」は、「うめきた2期地区開発事業」の南街区商業ゾーンにおいて、世界の主要都市でされているシティガイド「Time Out」の編集者が監修した、食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market」の出店を決定した。この施設名称は「Time Out Market Osaka」を予定している。
<Time Out Market Lisbon>
うめきた 2 期地区は、大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の面積を誇る「(仮称) うめきた公園」を中心とした街区。開かれた街づくりが特徴で、「うめきた(大阪)地下駅」の整備計画もあり、国内外からの来訪者の交流拠点となることが見込まれる。
「Time Out Market」の誘致に当たって、阪急阪神不動産(株) (大阪市北区、諸冨隆一社長)と TIME OUT MARKET LIMITED(英国ロンドン、以下TOM社)がマネジメント契約を締結した。「Time Out Market」はアジア初進出となる。
「Time Out Market Osaka」では、関西の最高の食べ物や飲み物、文化を提供し、約3000㎡のスペースに、厳選された関西のレストラン15店舗とバー2店舗が出店する予定だ。
TOM社は 1968年に英国ロンドンで創業した。その都市で体験すべきこと (グルメ・文化・エンタテイメントなど) を紹介したシティガイド「Time Out」を発行するなど、59カ国333都市でメディア事業を展開するタイムアウトグループの一つ。
「Time Out Market」は、その都市の厳選されたシェフやレストラン、ユニークな文化を一つ屋根の下で体験することができるフードマーケットで、「Time Out」の編集者が監修する。2014 年にリスボンの歴史的建築物内にあるマーケットホールにオープンした最初の店舗は、瞬く間に市内で最も人気のある場所になった。この成功を受けて、2019年に北米の主要5都市に、2021年にはドバイに開設した。今後は、ポルト、アブダビ、プラハ、ロンドンなどへの出店を予定している。
■うめきた2期地区開発事業
計画地/大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
地区面積/約9万1150㎡(都市公園を含む)