マックスバリュ西日本news|広島県浅原に移動販売と連動した無人店舗を出店
マックスバリュ西日本(株)(広島市南区、平尾健一社長)は8月5日(金)、広島県廿日市市と「中山間地域の買い物支援に係る連携協定」を締結する。また、同協定の締結に基づき、現在広島県廿日市市浅原地域で実施している移動販売に続き、浅原交流会館で無人店舗出店に向けての準備を進めていく。
今回、廿日市市、地元の地域自治組織である浅原の未来を創る会と相互に連携し、お互いの資源を有効に活用することで、中山間地域における買物支援の仕組みを構築するために、協定を締結することになった。
同社は、2019年6月から広島の中山間地域である廿日市市浅原地区の浅原交流会館で毎週木曜日に移動販売を実施している。お客からの「近所の人との交流ができるこの施設で移動販売車を待たずにいつでも買物をしたい」という要望を受け、新たに施設内1階に無人店舗をオープンすることが決定した。
年内の無人店舗オープンに向けて、隣接する地元生産者による産直市と調和を図るとともに、お客の声を聞きながら品揃えを決定し、準備を進めていく。移動販売と無人店舗の2本の柱で浅原地区のお客に便利で楽しい買物の場を提供する。
同社は、2020年から社内事務所で無人店舗の実証実験を開始し、2021年に社外へ初出店した。支払いはクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済のみとし、省人化につとめるのが特徴。現在社外では、広島美容専門学校支店・広島メタル&マシナリー支店の2店舗を出店している。